家族のじかん
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さあ、あたたかなニッポンにかえろう。 さあ、あたたかなニッポンにかえろう。

江戸時代は教えてくれる。資源が限られる今こそ、新しい智恵が生まれ、循環型社会が発展する時だということを。 江戸時代は教えてくれる。資源が限られる今こそ、新しい智恵が生まれ、循環型社会が発展する時だということを。

資源・エネルギー源

天下人、徳川家康の
「神君出生の城」岡崎城

資源・エネルギー源

天下人、徳川家康の「神君出生の城」岡崎城。

岡崎城の歴史は、1455年に三河国の守護代である西郷頼嗣(さいごうよりつぐ)が明大寺の竜頭山(りゅうずさん)に築いたのが始まりです。その後、1531年に家康の祖父である松平清康(まつだいらきよやす)が現在の地(岡崎市康生町)に移し、そこから岡崎城と称されるように。そして、時を経て1542年12月26日、家康は岡崎城内で誕生しました。しかし、幼くして織田家・今川家の人質となり岡崎城を離れます。転機は1560年の桶狭間の戦い。今川義元が織田信長に敗れたことで、家康は大名として独立。岡崎城を拠点として天下人への道を歩んでいくことになります。江戸時代に入り「神君出生の城」として神聖視された岡崎城は、現代も徳川家の特別な地として大切に守られています

資源・エネルギー源

名だたる大名を藩主に
据え発展する岡崎城。
宿場町として、人々の賑わいと
憩いが集う地に

江戸時代に入り、家康が生まれた「神君出生の城」として神聖視されるようになった岡崎城。領地は多くなかったものの、大名にとって岡崎城の城主になることは誇りでした。本多氏、水野氏、松平氏のような、代々徳川幕府を支えた名高い大名たちが藩主となり城や町を発展させ、1592年には城の東・北・西に総延長4.7kmに及ぶ総堀が完成。1617年には、三層三階地下一階で、東に井戸櫓(いどやぐら)、南に附櫓(つけやぐら)をもつ複合天守閣としてさらに堅牢に。天守や城郭が整備されたことにより、江戸と京都を結ぶ東海道が城下に引き入れられます。これによって、岡崎は東西から人々の賑わいと憩いが集う宿場町として発展していきました

資源・エネルギー源

廃城から修復された岡崎城。
民衆の誇りは江戸から現代まで
受け継がれる

資源・エネルギー源

廃城から修復された岡崎城。
民衆の誇りは江戸から現代まで受け継がれる

明治期に入り廃藩置県によって各地で廃城が相次ぎ、岡崎城も同様に1873年に取り壊されます。しかし民衆の想いから「岡崎城絵図」(1781)をもとに、江戸時代の工法を忠実に再現して、ほぼ昔どおりの外観の天守閣が復元されました。その後も石垣や、東隅櫓(ひがしすみやぐら)を再建。櫓の屋根には岡崎藩主を務めた本多氏の家紋である「立ち葵」があしらわれています。岡崎城は藩主の誇りだけでなく、町の人々にとっても誇りだったからこそ、復元が実現したのです。岡崎城は現在、城下の岡崎公園で定期的にイベントが催されており、市民の憩いの場として、そして町の未来のシンボルとして今日も愛されています

資源・エネルギー源

廃城の危機を城主と町民と
乗り越えた
犬山城。
その後、国宝に指定される。

1617年、犬山城は尾張徳川家の重臣成瀬正成(なるせまさなり)を城主に迎えます。正成は幕府が親藩に対し施政を監督・指導するため遣わした付家老(つけがろう)として、初代尾張徳川家藩主の徳川義直(とくがわよしなお)に付属した功績により、将軍徳川秀忠(とくがわひでただ)から犬山城を拝領しました。その後、成瀬家は260年以上続く江戸時代で9代に渡って犬山城を治め、幾度の改修を経てその姿を保ってきました。そして大政奉還により迎えた明治時代。犬山城は愛知県の所有となり、天守以外のほとんどの建物は取り壊されてしまいます。さらに1891年の濃尾地震で犬山城天守は大被害を受けることに。しかし、この地震をきっかけに、愛知県から旧犬山藩主の成瀬正肥(なるせまさみつ)に修復を条件として無償譲渡され、成瀬家と犬山町民が義援金を募ったことで無事修復されました。成瀬家は2004年「財団法人犬山城白帝文庫」に所有が移るまで城主を務めました。犬山城が現代にその姿を残せているのは、長きにわたって成瀬家をはじめとする町の人々に愛され、大切にされていたからに違いありません。現在では十二天守の国宝・犬山城として全国の国民に親しまれています

江戸時代のこころは、今につながるエネルギー。 江戸時代のこころは、今につながるエネルギー。

■IPCわんわん動物園

■IPCわんわん動物園

住所:
岡崎市大平町川田46-1

世界の犬に会える犬のテーマパーク。犬とのふれあいやエサやり体験、動物に関わるお仕事体験、わんちゃんショーなども開催されています。また、シャンプー、カット、犬の訓練などの飼い犬向けのサービスがあるほか、ペットグッズも販売。犬好きにはたまらない施設です。

■博物館 明治村

■博物館 明治村

住所:
愛知県犬山市字内山1番地

明治時代を中心とする歴史的建造物を保存展示する野外博物館「博物館 明治村」。これまでに移築・復原した建造物の数は60を超え、建造物では11件が国の重要文化財になっている。帝国ホテル中央玄関をはじめ見どころ豊富で、明治時代に製造された蒸気機関車にも体験乗車(有料、運休の場合あり)ができる。四季折々の景色を楽しめるほか、10,000ピース以上の「つみき」で遊べる屋内施設「つみきひろばGabe~フレーベルからのおくりもの~」(有料)も誕生し、子どもも楽しめるスポットになっている。

■日本モンキーパーク

■日本モンキーパーク

住所:
愛知県犬山市大字犬山字官林26

山の中を駆け巡るスリル満点のハイウェイコースターをはじめ、小さなお子様も安心して遊べるキッズアトラクションまで、30種類以上のアトラクションが揃うファミリー向け遊園地。また、お子様に人気なイベントやキャラクターショーなども豊富で、夏には屋外レジャープールも開かれている。

■お菓子の城

■お菓子の城

住所:
愛知県犬山市字新川1-11

お菓子の体験型テーマパーク「お菓子の城」は、お菓子を作ったり、ドレスを着て楽しんだりと、子どもの興味を引きつける体験がいっぱい。親子で出来るクッキーづくり体験、写真スポットを利用しながらプリンセス気分になれる衣装レンタル、驚きのトリックアートやスイーツバイキングなど、夢のような時間を過ごすことができる。

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