コラム

公開日:2026.3.23

二人暮らしの水道代の平均額は?節約テクニックも紹介

volume 07

二人暮らしの
水道代の平均額は?
節約テクニックも紹介

二人暮らしを始めると水の使用量が増えるため、一人暮らしのときよりも水道代は高くなります。水道代を少しでも安く抑えたい場合は、節水を意識することが大切です。

この記事では、二人暮らしにおける水道代の1ヶ月あたりの平均額や、すぐに実践できる節約テクニックを紹介します。水道代を節約したい方はぜひ参考にしてください。

1 二人暮らしの水道代の平均額はいくら?

総務省の家計調査(2024年)によると、二人暮らしにおける水道代の月額平均は4,248円です。

ただし、水道代は季節や居住地域、世帯の年代といったさまざまな要因によって変動します。ここからは、項目ごとに水道代の平均額がどのように異なるのかを確認していきましょう。

1.1. 季節別の平均額

総務省の家計調査によると、二人暮らしにおける季節別の水道代(月額平均)は以下のとおりです。

年 1〜3月 4〜6月 7〜9月 10〜12月
2022年 4,351円 4,234円 4,304円 4,028円
2023年 4,258円 4,167円 4,208円 4,335円
2024年 4,164円 4,172円 4,356円 4,301円

各年で最安の季節は異なりますが、過去3年(2022年~2024年)の月額平均を見ると4〜6月がもっとも安く、それ以外の季節で水道代が高くなる傾向にあります。

7〜9月の水道代が上がる主な原因は夏の暑さです。汗をかきやすくなることで、洗濯やシャワーの回数が増え、水の使用量も増加していると考えられます。

一方、10〜12月や1〜3月の水道代が上がる理由としては、寒さの影響で入浴時のお湯の使用量が増えることが挙げられるでしょう。

1.2. 地域別の平均額

総務省の家計調査では、二人暮らしに限定した地域別の水道代は公表されていません。参考として、二人以上の世帯を対象にした地域別の水道代(月額平均)を示します。

東日本地域における
二人以上の世帯の水道代平均

年 北海道・
東北地方
関東地方 北陸・
東海地方
2022年 5,824円 5,271円 5,528円
2023年 5,592円 5,185円 5,463円
2024年 5,737円 5,168円 5,380円

西日本地域における
二人以上の世帯の水道代平均

年 近畿地方 中国・四国地方 九州・
沖縄地方
2022年 5,078円 4,730円 4,573円
2023年 4,990円 4,468円 4,483円
2024年 4,887円 4,667円 4,317円

※出典:e-Stat「家計調査 家計収支編 二人以上の世帯」

2022年 2023年 2024年

過去3年(2022年~2024年)の統計を見ると、水道代の平均は西日本と比べて東日本のほうが高い傾向にあります。このように地域間で差が出る主な理由は、水道料金が地域ごとに異なるためです。

特に北海道・東北地方は、水道代がもっとも高いエリアとなっています。北海道・東北地方では凍結防止のために水道管を深く埋める必要があり、建設費や修繕費の負担が増大します。そのぶん水道料金も高く設定されていることが、水道代の平均が高くなる一因といえるでしょう。

※参考:北海道

「北海道の水道の現状と課題」

1.3. 年代別の平均額

総務省の家計調査では、年代別の二人暮らしの水道代は公表されていません。参考として、二人以上の世帯を対象にした年代別の水道代(月額平均)を紹介します。

年 34歳以下 35〜49歳 50〜64歳 65歳以上
2022年 4,136円 5,377円 5,640円 4,841円
2023年 4,129円 5,199円 5,357円 4,982円
2024年 3,952円 5,158円 5,395円 4,902円

※出典:e-Stat「家計調査 家計収支編 二人以上の世帯」

2022年 2023年 2024年

過去3年(2022年~2024年)のデータを見ると、世帯主が35歳〜49歳と50〜64歳の世帯では、水道代が高くなる傾向が見られます。このうち30代から50代にかけては、子どもがまだ独立していないケースが多く、世帯人数が多いことが水道代を押し上げる主な要因と考えられるでしょう。

2 水道代が高くなる原因とは?

ここでは、水道代が高くなる主な原因を3つ紹介します。

2.1. 水道代が値上げされているから

水道代が高くなる原因の一つとして、水道料金の値上げがあります。

例えば、名古屋市では2025年10月分から水道料金・下水道使用料が改定され、⽔道・下⽔道を合わせて10.6%の引き上げとなりました。値上げ理由の一つは、施設の老朽化が進み、今後の改築や更新の費用を確保する必要があるためです。

全国的に水道料金の値上げは増加傾向にあり、今後も家計への負担が増える可能性が高いでしょう。

※参考:名古屋市上下水道局

「水道料金・下水道使用料の改定」

2.2. 地域ごとに水道代の料金差があるから

総務省の家計調査における地域別の水道代からもわかるように、水道料金は地域によって差があります。水道料金は、主に以下の違いによって変動します。

  • 水源の水質
  • 立地
  • 人口密度

例えば、浄水場からの距離が遠い地域では、水を届けるための水道管やポンプ施設が多く必要です。その結果、設備の維持・管理にかかるコストが増え、その費用を賄うための水道料金も高くなる傾向があります。

※参考:盛岡市上下水道局

「第5回 水道料金が地域ごとに違う理由は?」

2.3. 冬は水道使用量が増加しやすいから

総務省の家計調査が示すとおり、冬は寒さの影響でお湯の使用量が増え、水道代が高くなる傾向にあります。

具体的には、以下のような場面でお湯の使用量が増加していると考えられます。

  • 浴槽にお湯を張る機会が増える
  • 身体を温めるため、シャワーを浴びる時間が長くなる
  • 手洗いや食器洗いの際に、お湯が出るまで水を出しっぱなしにする

例えば、冬以外はシャワーで済ませている一方で、冬は毎日お風呂に浸かるご家庭では、季節による水道使用量の差が生じやすいでしょう。

3 二人暮らしでできる水道代の節約テクニック

水道代の負担を軽減するには、日頃から節水に取り組むことが重要です。ここでは、二人暮らしで実践できる水道代の節約テクニックを6つ紹介します。

3.1. 水の出しっぱなしを防ぐ

水道代の節約で基本となるのが、水の出しっぱなしを防ぐことです。歯磨きや洗顔、食器洗いの際に水を流したままにしていると、多くの水を無駄にしてしまいます。

どちらかが水を出しっぱなしにしていた場合は、声をかけ合い、二人で協力して水の無駄遣いを防ぐことが大切です。

3.2. シャワーの使用時間を短縮する

シャワーは1分間に約12リットルの水を使用するといわれており、使用時間を短縮することが重要です。

例えば、ボディソープやシャンプーを泡立ててから使うことで、効率的に汚れを落とせます。必要以上にボディソープやシャンプーを使わずに済み、洗い流す際の水の使用量を減らせる可能性があります。

ただし、お湯を流しっぱなしにすると節水効果が薄れるため、泡立て中はシャワーを止めることを意識しましょう。

※参考:省エネポータルサイト

「風呂給湯器」

3.3. 入浴の間隔を空けない

二人暮らしでは、生活リズムの違いによって入浴時間がずれることもあるでしょう。入浴の間隔が空くと追い焚きや足し湯などでお湯を温める必要があり、余分なコストがかかってしまいます。

可能な範囲で入浴時間をなるべく近づけ、追い焚きや足し湯をせずに済むよう工夫しましょう。

3.4. お風呂の残り湯を洗濯に再利用する

水道代の節約テクニックとして、お風呂の残り湯を洗濯で再利用する方法が広く知られています。

ただし、入浴後のお湯は時間が経過するほど雑菌が繁殖しやすいため、できるだけ早く洗濯に使用することをおすすめします。また、入浴直後のお湯でも雑菌は含まれているので、残り湯は「洗い」の工程のみに使用し、「すすぎ」にはきれいな水を使いましょう。

3.5. 洗濯物は二人分まとめて洗う

洗濯で節水をおこなうには、洗濯物をまとめて洗うことが効果的です。

例えば、二人暮らしで使われることも多い洗濯・脱水容量6kgの洗濯機を使用し、定格容量の8割程度まで洗濯物を入れて洗った場合は、4割程度で洗った場合と比較して、年間で約4,360円の節約効果を見込めます。

ただし、洗濯物を詰め込みすぎると衣類の汚れが落ちにくくなるため、適切な容量を守って洗濯しましょう。

※参考:省エネポータルサイト

「洗濯機」

3.6. 節水グッズを取り入れる

水道代を節約する方法として、節水グッズを活用するのも有効です。代表的な節水グッズと主な機能は、以下のとおりです。

節水グッズ 機能
節水
シャワーヘッド
シャワーの勢いをなるべく変えずに水量を減らす
節水コマ 蛇口内部に取り付けて水量を減らす
節水アダプター 蛇口先端に取り付け、水の勢いをなるべく変えずに水量を減らす

※参考:千葉県

「意外とカンタン!節水の方法」

節水グッズを導入すると自然に水の使用量を抑えられるため、無理なく水道代の節約を目指せるでしょう。

4 水道代とともに電気料金も節約するには

総務省の家計調査(2024年)によると、二人暮らしの水道光熱費の月額平均は21,120円です。その内訳を見ると、電気料金が10,878円と全体の半分以上を占めています。家計の負担を軽減するには、水道代だけでなく電気料金の節約にも取り組むのが重要といえるでしょう。

手軽に始められる節電方法としては、待機電力の削減が効果的です。使っていない家電製品のコンセントプラグを抜いたり、節電タップを活用したりして、無駄な電力消費を減らしましょう。

生活スタイルを変えずに電気代を安くしたい場合は、電気料金の契約プランの見直しがおすすめです。

中部電力ミライズでは、ライフスタイルに合わせたさまざまな電気料金メニューを取り扱っています。共働きで日中に外出が多い二人暮らしの場合、夜間の電気料金がおトクな「スマートライフプラン」を選ぶことで、電気代を抑えられる可能性があります。

また、中部電力ミライズが提供する家庭向けWEBサービス「カテエネ」では、中部電力ミライズの電気プランを契約している方であれば、電気使用量を確認することが可能です。同じような世帯との比較もできるため、電気使用量が適切かどうかを把握できます。

ご家庭に合った電気プランを選び、日々の節電を心がけることで、電気料金を節約しましょう。

5 まとめ

二人暮らしの水道代の平均は、1ヶ月あたり4,200円前後です。「水の出しっぱなしを控える」「洗濯物はまとめて洗う」といった日々の小さな工夫を積み重ねることで、無理なく節約に繋げられます。

水道代だけでなく電気料金も節約したい方は、電気プランの見直しをご検討ください。中部電力ミライズの「電気プラン」では、自身の生活スタイルに合わせたプランを選べます。

また、中部電力ミライズが提供する家庭向けWEBサービス「カテエネ」では、暮らしを豊かにするイベント・キャンペーンを実施しています。ぜひご活用ください。

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