スマホのストレージを整理したり通信設定を初期化したりなど、スマホ自体の見直しを図ることで、ネット環境の改善が期待できます。
3.2.1. アプリのバックグラウンド通信を制限する
アプリのバックグラウンド通信を制限すると、アプリを開いていない間はデータの更新や通知が行われなくなり、意図しない通信による回線の圧迫を防げます。
そのため、現在使用しているアプリでの通信速度を確保しやすくなるほか、データ通信量やバッテリーの節約にもつながります。スマホの設定画面から簡単にオンオフできます。
3.2.2. 不要なデータをクリアする
スマホに一時的に保存された不要なデータは、定期的に削除すると通信速度や動作の改善につながります。キャッシュやアプリごとの履歴を削除することで端末の処理が軽くなり、通信の遅延も緩和されます。
ただし、キャッシュを削除すると再ログインが必要になり、初回アクセス時にコンテンツの再読み込みに時間がかかる場合があります。
3.2.3. ストレージを整理する
スマホのストレージを整理して空き容量を増やすことも、通信速度や動作の改善につながります。
容量の大きい動画や音楽ファイルを削除したり、使用しないアプリをアンインストールしたりすることで端末の処理負荷が軽減され、バックグラウンド通信の影響も抑えられるため、速度改善が期待できます。
3.2.4. OSをバージョンアップする
スマホのOSは、最新バージョンにアップデートすることをおすすめします。
OSを最新にすることで通信機能が改善されるほか、セキュリティの強化や新機能の追加、アプリとの互換性向上などのメリットも得られ、結果的にスマホの動作や通信速度の安定につながります。
3.2.5. 通信設定を初期化する
通信設定の初期化は、接続エラーの頻発や、通信速度が著しく低下した場合に有効です。通信設定をリセットすることで、内部の不具合が解消され、速度改善が期待できます。
ただし、初期化を実行すると保存されているWi-FiやBluetoothのペアリング情報がすべて削除されます。再設定を行う必要があり、パスワードが不明など場合によっては接続できなくなるリスクもあるため、慎重に判断してください。
まずは、機内モードのオンオフや再起動、ルーターの見直しなど、他の対処方法を試してから実施することをおすすめします。