くらしに役立つコラム

楽しく実験!カテエネ研究所

真夏、外出から帰ってきたら、どっちを選ぶ!?

暑い夏は、部屋を早く涼しくしたいから、ついエアコンの「冷房」を全開!にしちゃうけど、
これって、電気代はやっぱり割高なの?ひょっとして「除湿」のほうがお得なのかしら・・・。
そんな、ギモンにお答えするため、今回、「冷房と除湿」、どちらが賢い選択か実験してみました!

ポイント1 早く冷やすなら、「除湿」より「冷房」。でも、消費電力量は…

家に帰って来たら、モワ~っと蒸し暑くなっている室内を早く冷やす時には、「除湿」よりも「冷房」の方がスピーディ。
設定温度が低ければ低いほどすばやく冷やせます。
ただし、これは、省エネの観点からはあまりお勧めできません。

「快適※」に達するまでの時間 グラフ

実験住宅の広さ:LDK 30.96m²(19.1畳)冷房能力 (冷房面積のめやす):LDK20畳程度
8月上旬の平均的な気温・湿度の条件で、午後3時から午後9時の約6時間エアコンを連続運転して測定。(B・Cのグラフも同条件)

  • ※温度、湿度等を用いて「人が感じる快適さ」を評価するために数値化されたもののことを言います。本文中における「快適」、「快適性」も同様の意味を指します。(詳しくは末尾の実験条件をご覧ください)

なぜなら、エアコンは起動時にかなり電気を使うから。
室温が高く、外気も暑い時間帯に低い設定温度で使い始めると、エアコンの運転効率はかなり悪くなり、Bのグラフのように消費電力量が大きく変わってくるんです。
なんと、冷房24℃設定と、28℃設定では、2.5倍も違うんですよ。

1時間後の消費電力量(Wh)比較 グラフ

ただ、「除湿」は消費電力量は少ないものの、「冷房」に比べ実際に快適さを感じるまでは少し時間がかかります。
帰ってきたら早めに「除湿」で快適にとお考えになるなら、帰宅時間にあわせて「タイマー」をセットしてから外出するといいですね。

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