家電の省エネポイント【エアコン編】

在宅時は日中消費電力の50%以上をエアコンが占める夏
上手な「家電の使い分け」で節約&省エネを目指して

気温がぐんぐん上昇する夏は、部屋をひんやり快適にしてくれるエアコンはなくてはならないもの。一方で、真夏はエアコンが占める日中の消費電力は50%を超えるともいわれています。7月、8月分の電気代の請求書を見て「こんなに高いの!?」とびっくりした経験をお持ちの方も少なくないのでは。

「家計を考えると、夏場の消費電力は少しでも減らしたい」
「でも汗だくになるのは嫌!」
「暑い日を快適に過ごしたい!」
そんなあなたに、節約と省エネを同時にかなえる上手な「家電の使い分け」テクをご紹介します。

真夏は家庭の電気代に占めるエアコンの率がとても高い!

夏は電気代の請求書を見るのが怖い……、という方は多そうですよね。他の月と比べて圧倒的に高いと感じるケースも多いことでしょう。

実は、夏の日中、消費電力のなんと50%以上をエアコンが占めていることが分かっています。

とはいえ、夏はできるだけ部屋を涼しくして快適に過ごしたいもの。一日の最高気温に達する昼間の時間帯ならなおさらです。「子どもやペットが家にいるので、冷房を切っておくことなんてできない」というご家庭もあることでしょう。
賢く節電・節約しながらも快適に過ごすには、どのようにすればいいのでしょうか。

夏にエアコンの消費電力が高くなる理由とは

そもそも、なぜ真夏の日中在宅時に消費電力が増えてしまうのでしょうか。

エアコンをつけると部屋の空気が冷たくなるのは、部屋の空気中の熱を集めて室外機で外へと出しているから。空気中の熱を集める際にコンプレッサー(圧縮機)という装置が使われていますが、コンプレッサーはモーター(電動機)の働きによって駆動します。このモーターがエアコンをつけている間ずっと回っているため、電力を非常に消費します。

特に、真夏の日中は外気温が高く、家の中と外の温度差が大きくなるため、消費電力が増えてしまうのです。

エアコンに頼らず室内の温度を下げるコツ

エアコンの冷房設定温度を下げ過ぎない、オンとオフの切り替えはなるべく控えて自動運転モードにする、省エネ効果の高いエアコンに買い替える……という節電術はあるものの、なるべくエアコンに頼らずに快適に過ごす方法があれば嬉しいですよね。
そこでおすすめしたいのが、扇風機や冷風扇の使用です。

扇風機の特徴とメリット

室内に風を生じさせることで体感温度を下げ、快適さをもたらす扇風機。電気代が安く済むのが、扇風機の最大のメリットといえます。月換算するとエアコンの約1/10にもなるのだとか。最近では羽根のないモデルも登場しており、小さな子どもが触れても安心ですね。

冷風扇の特徴とメリット

冷風扇の使用には水が必要です。水が蒸発する際に気化熱を奪う、いわゆる「打ち水」と同じ効果で涼しい風を送るというもの。部屋全体ではなく局地的に涼しい風を送るので効率的といえます。身体にやさしく「エアコンの冷たい風が苦手」という方にもおすすめです。

最新冷房アイテムについている機能は、これだけ進化しています!

「扇風機や冷風扇で節電できるのはいいけど、エアコンのほうが高機能なのでは」と思っていませんか。実は、最近の扇風機・冷風扇もさまざまな機能を備えています。

近年では、空気清浄機の機能も備えた扇風機が登場。花粉やPM2.5、ウイルスなどの有害物質をキャッチして清潔な空気を部屋に届けます。部屋の空気を循環させるサーキュレーター機能を備えたものもあり、一年を通して大活躍してくれます。

冷風扇は、水を使うという特徴を活かして冬は加湿器として使えるものもあります。いろいろな季節に使えるので一石二鳥ですね。

エアコン以外にも、目まぐるしく進化している冷房家電。上手な「家電の使い分け」で、お部屋快適&お財布にやさしく夏を乗り切りましょう。

ライター:下良 果林(Kana Shimora)

自社通販サイトのWeb編集者として商品ページ、Webコラム、メールマガジンの執筆に携わる。
メールマガジンでは、年始販促の企画がヒットし、当時最高額の売上を記録。1本あたり最大7,000万円以上の売上をたたき出す。
その他、ECショップの新規立ち上げ・運営担当を経て、LPや販促チラシ、メールマガジンの執筆を担当。
年1,000本ペースでメールマガジン執筆・校正をおこない売上に貢献。
「引きつける」「売れる」「申込みが来る」文章力を確立する。
現在は、ライター・編集者として、大手企業へのインタビューやLPの制作、メールマガジンやブログの執筆代行、書籍編集などを手がけている。

あなたの契約
まってるニャ

新規ご加入のお客さま

引越し
開始手続き

他社からの
切替え