家電の買い換え効果【洗濯機編】

普段の洗濯で「節電・省エネ」を実現!
洗濯乾燥機を買い替えるなら「ヒートポンプ方式」がおすすめ

ここ最近のドラム式洗濯乾燥機の大きな変化のひとつに、エアコンや冷蔵庫などにも用いられている「ヒートポンプ方式」が、乾燥機能として採用されたことが挙げられます。従来式の「ヒーター方式」に比べて使用電力を抑えられるだけでなく、節水性も向上しているというのが大きな魅力です。

また最近では、節電・節水以外にもうれしい機能を搭載したモデルが登場しています。
そこで今回は、ヒートポンプ方式の洗濯乾燥機のすぐれたポイントについてご紹介します。

ヒートポンプ方式を採用することのメリット

ヒートポンプとは、空気中の熱を集めて、その熱を必要な場所へと移動させる技術を指します。

まず空気の熱を取り込んだら、それを「冷媒」と呼ばれる熱を運ぶガスに乗せて圧縮機に送り込み、電気の力によって圧縮します。圧縮された冷媒の温度が上昇するため、その熱を空気中に放出。室内の温度を高めたりお湯を沸かしたりするのに使います。さらに、膨張弁によって圧力が急激に低下すると冷媒の温度も一気に下がり、また空気中の熱を集めようとします。このときに、熱が取り込まれた空気の温度も下がる、というわけです。

このように、ヒートポンプ方式では空気中の熱を上手に利用することで熱効率を高めて消費電力量を抑えるので、電気代が節約できるのです。

図

参考:一般財団法人ヒートポンプ・蓄熱センター

電気だけでなく、洗濯に必要な水の量も抑えられる

従来のヒーター方式の仕組みは、水分を含んだ衣類に約100℃もの熱風をあてて乾燥させる、というものです。熱風で衣類を乾燥させる際、衣類に含まれた水分が熱せられることで水蒸気が生じます。その水蒸気を外に出すために、冷却用の水で冷やして水滴にし、一緒に排水することが必要になるため、ヒーター方式の洗濯乾燥機では洗濯時だけでなく乾燥時にもたくさんの水を使ってしまうことになります。

ヒートポンプ方式の洗濯乾燥機では水蒸気冷却用の水を必要としないため、節電と同時に節水も実現します。「環境にやさしい家電に買い替えたい」「電気だけでなく、水の使用量も抑えたい」という方にもぴったりの機能です。

節電・節水以外にも!ヒートポンプ方式洗濯乾燥機のメリット

ヒーター方式の洗濯乾燥機に比べて節電・節水ができるだけでなく、衣類が傷みにくいというのもヒートポンプ方式洗濯乾燥機のメリットです。

ヒーター方式は約100℃の熱風で衣類を乾燥させるため、生地が縮んでしまったり、ラメプリントが剥がれてしまったり、ゴム部分が変形してしまったりするなどのデメリットがありました。ヒートポンプ方式の場合、除湿と約60℃の熱でやさしく乾燥させるので、衣類にやさしいのが高ポイント。お気に入りの衣類を長く着用できるのがうれしいですね。

他にも、風のあて方や風量を工夫することで衣類のシワをのばしてくれる機能が搭載されたものや、脱水後に送風してタオルの繊維をほぐしゴワつきを防いでふんわりと仕上げてくれるという機能を備えたものも登場しています。

洗濯乾燥機の買い替えを検討している方は、ヒートポンプ方式洗濯乾燥機を選んでみてはいかがでしょうか。

ライター:下良 果林(Kana Shimora)

自社通販サイトのWeb編集者として商品ページ、Webコラム、メールマガジンの執筆に携わる。
メールマガジンでは、年始販促の企画がヒットし、当時最高額の売上を記録。1本あたり最大7,000万円以上の売上をたたき出す。
その他、ECショップの新規立ち上げ・運営担当を経て、LPや販促チラシ、メールマガジンの執筆を担当。
年1,000本ペースでメールマガジン執筆・校正をおこない売上に貢献。
「引きつける」「売れる」「申込みが来る」文章力を確立する。
現在は、ライター・編集者として、大手企業へのインタビューやLPの制作、メールマガジンやブログの執筆代行、書籍編集などを手がけている。

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