01
引越し当日の流れ
旧居・新居それぞれで必要な作業
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引越し当日、旧居と新居それぞれでおこなう作業とその流れについて説明します。
■旧居でおこなう作業と流れ
1.当日まで使っていた日用品などを梱包する
洗面用具や掃除道具、トイレットペーパー、スリッパなど。新居でもすぐに使うので、まとめて梱包。ガムテープの色を変えるなど、すぐに探せる工夫もしておくと良いでしょう。
2.荷物リストの作成をおこなう
家具や段ボールなど、持っていく荷物のリストを作ります。数や状態も記載しておくと便利。荷物リストを作成している過程で「不用品の処分」が必要になった際は、下記の記事を参考にしてみましょう!
引越し時の不用品処分はどこに頼むのがおすすめ?困りがちな家具・家電製品の回収方法などを詳しく紹介!
3.引越し業者のトラック駐車場所を確認
基本的に駐車場所は引越し業者に任せておけば良いものですが、トラブルにつながりそうな懸念があれば伝えるようにしましょう。
4.電気・ガス・水道を止める
電気はブレーカーを落とし、水道の元栓を閉めます。オートロックの場合、ガスの閉栓に立会いが必要となるケースもあるので、停止手続きの際に確認しておきましょう。
5.搬出作業の立会いをする
基本的に、運び出しなどの作業は業者にお任せでOK。作業員の質問に答えたり、搬出が終わったところから掃除をしたりすると良いでしょう。
6.引越し業者へ代金の支払い
引越し料金の支払いは「作業開始のタイミングで現金の前払い」が基本。一方で「後払い」「銀行振込・クレジットカード払い」に対応している引越し業者もあるので、事前に確認しておくと良いでしょう。
7.引越し業者と合流する時間を決める
新居での合流時間を決めます。お昼の時間をまたぐ際には、休憩時間をプラスした時間に設定すると良いでしょう。
8.家の中を掃除・確認する
作業員とともに積み忘れがないかを確認しつつ、簡単な掃除を行います。
9.退去立会いをおこなう
荷物の搬出完了後、新居への移動前のタイミングで行います。事前に作業終了予定時刻を確認のうえ、立会い時間を設定しておくとスムーズ。
10.ご近所への挨拶
移動前のタイミングで別れの挨拶を。お世話になった人にはお礼の品を渡すと印象が良いかもしれません。
■新居でおこなう作業と流れ
1.電気・ガス・水道の開通や開栓をおこなう
電気のブレーカーを上げ、水道の元栓を開けます。ガスの開栓には立会いが必要なため、事前にお願いしておくこと。
2.新居の状態をチェック
軽く掃除をしながら、室内を確認。キズや汚れ、破損箇所があれば不動産会社に伝えます。写真を撮っておくと、退去時の原状回復の証明になります。
3.搬入の立会いをする
家具や家電製品の置き場所を指示します。あらかじめレイアウトを決めておくと搬入がスムーズ。
4.家電製品や電子機器の動作確認をする
テレビやオーディオなどの電子機器、家電製品類は、搬送中の手違いで故障してしまう可能性も。問題なく使用できるか、すみやかに確認するようにしましょう。
5.照明・カーテンの設置、必要最低限の荷解きをおこなう
日が暮れる前に照明を設置、カーテンも早めに取り付けます。荷解きは、洗面用具やトイレットペーパー、着替えなどすぐに使うものから行いましょう。
6.管理人・ご近所への挨拶
新居についたタイミングで「これから引越し作業します」と伝えておくと、トラブルの回避にも。必須ではありませんが、新生活をスムーズに始めるためにも挨拶しておくとベターです。
02
引越し当日に
用意しておきたいものと注意点
引越し当日に必要なものや、注意するポイントについて説明します。
引越し当日に必要&
あると便利なアイテム
梱包作業に使う道具
荷物を入れる段ボールや緩衝材、粘着テープ、はさみ、油性マーカーなど。作業中はケガをしやすいので、軍手を用意しておくと良いでしょう。
部屋の片付けに使う道具
小さめのほうきや雑巾、フローリングシート、ウェットティッシュなどの掃除道具を用意。紙くずや不用品を捨てるためのゴミ袋も必要です。
持ち歩き用のバッグ
書類や貴重品など、当日必要なものを入れておくバッグ。引越し業者に預けずに自分で持ち運びます。
新居の鍵
トラブル防止のために、鍵の受け取りは引越し前日までに済ませておきましょう。 現金や通帳、印鑑などの貴重品は段ボールに梱包せず、持ち運び用バッグに入れて、自分で管理します。引越し業者到着までに荷造りを終わらせておくのがベストですが、間に合わずに引越し業者に手伝ってもらうと、オプション料金が発生してしまうことも。余裕を持って前日までに作業を進めておくと安心です。
03
引越し当日に起きやすいトラブルや疑問
いよいよ引越し当日、きちんと準備をしていても予想外のことが起こることも。引越し当日によくあるトラブルや疑問について説明します。
■当日までに荷造りなどの準備が終わらない
明らかに間に合わないとわかっている場合には、事前に引越し業者に相談しましょう。追加料金を支払い、当日手伝ってもらう方法があります。しかしながら、繁忙期の際には引越し日の変更を提案されることも。予定通りに引越しを完了させたいなら、当日までに荷造りを終えられるよう、早めに着手しましょう。当日から逆算して「いつまでに何をしておくか」を明確にしたうえで、作業スケジュールを作成・管理する方法がおすすめです。
■荷造り用のダンボールが足りなくなった
まずは引越し業者に追加の段ボールをもらえるか相談します。当日までに余裕があれば、追加販売してもらえることも。引越し直前や追加費用をかけたくない場合は、スーパーやホームセンターなどで無料配布している段ボールを利用するのがおすすめです。必要な段ボールの目安(平均)は、単身の場合で10枚〜15枚、4人家族で50枚〜100枚ほどですが、自分の予想よりも3倍ほど必要となるケースが多いようです。自分で判断するのが難しい場合は訪問お見積りを利用したり、多めにもらっておいたりしましょう。
■引越し先へ移動するタイミングは?
全ての荷物を搬出し退去立会いを済ませた後、新居へと向かいます。引越し業者よりも先に到着し、解錠して待ちます。室内の点検や掃除も搬入前におこなっておくと良いでしょう。鍵の受け取りトラブルで新居に入れないことがないように、鍵は前日までに受け取っておくのがおすすめです。
■引越し費用がお見積り金額を大幅に上回った
「段ボールの数が増える」「不用品の処分が間に合わない」などの理由により、新居へと運搬する荷物が増えてしまうと、お見積り金額を上回ってしまいます。また、メールや電話による簡易的なお見積りの場合、大きく上回ってしまう傾向に。より正確な金額でのお見積りを希望する際には、訪問お見積りを依頼しましょう。また、荷物を増やさないために、事前に不用品の処分を進めておくことも大切です。
■新居のライフラインが止まっている
ライフラインの住所変更手続きを忘れてしまうと、引越し当日に、電気・ガス・水道が使えないことも。旧居の停止手続きの際に合わせて新居の開始手続きを済ませておくと安心です。ガスの使用開始には開栓作業の立会いが必要なため、手続きが遅れると引越し当日に間に合わないことも。電話やウェブサイトからの手続きの他、中部電力ミライズの「引越しおまとめ便」からまとめておこなう方法もあります。
04
引越し当日の流れ、
注意点を知って事前準備を入念に
引越しは当日にやらないといけないことがたくさんあります。業者とのやりとりや新居での準備を前に、慌てたりトラブルになったりしないように、きちんと事前準備を行っておくことが大切。新居での暮らしをスムーズに始めるためにも、「引越しのチェックリスト」を参考にするなど余裕を持って準備しておきましょう。
引越し前後の“やること”チェックリスト!時期ごとに必要なもの、準備、手続きを一覧で解説
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