近頃、ニュースなどで「脱炭素」というワードを耳にした方も多いのではないでしょうか?今回は「脱炭素」や「再生可能エネルギー」に関するハテナにお答えし、ご家庭でできる地球にやさしいエコな暮らしについてご紹介します。

なぜ今、脱炭素がトレンド?地球温暖化防止のカギ
家庭でチャレンジ!身近なところから始めよう!脱炭素に向けた工夫をご紹介!
脱炭素社会とは、二酸化炭素(CO2)を排出しない社会のこと。温室効果ガスのひとつである二酸化炭素が大気中に多くなりすぎると、気温が上がり、地球の気象状況に悪影響を及ぼします。そのためCO2の排出を減らす「脱炭素の取り組み」が近年重要なポイントになっています。CO2を減らすためにまずできることはご家庭での「省エネ」です。
例えば、おうちで人がいない部屋の照明を消す、夏場ならエアコンの設定温度を若干高めにする、などという行動だけでも省エネが可能です。さらに、省エネ性能がより高い製品を購入すると一層の省エネ生活ができるようになります。
実は、脱炭素社会は地球にやさしいって知っていました?
近年世界的に、地球温暖化による深刻な影響が懸念されています。例えば、日本では巨大台風や大規模な水害が以前に比べて多く発生するようになりました。世界に目を移すと水や食料の不足というかたちで影響が現れている国や地域もあります。
CO2の排出を減らすことは地球の温暖化を防ぎ、わたしたちの生活も守ることができます。
繰り返し利用できるエネルギーって、どんなもの?
「再生可能エネルギー」の魅力とは?
使用する電気を選ぶことも、ご家庭でできる脱炭素化のひとつ。「再生可能エネルギー」(再エネ)はみなさん、ご存じでしょうか?これは、太陽光のほか、水、風など、自然の力を用いて生み出すエネルギーのことです。化石燃料から生み出すエネルギーに比べ、ほとんどCO2を発生せず、枯渇する心配もないのが大きなメリットです。
再エネの普及にともない注目され始めているのが、再エネから生み出される電力を購入して暮らすというスタイル。実は近年、再エネから発電した電力を各家庭や企業などに販売する取り組みがされ始めています。
「ご当地電力」を選ぶ!信州の水でつくられた電気「信州Greenでんき」
エコな選択「ご当地電力」って?
例えば、長野県や中部電力ミライズ株式会社、丸紅新電力株式会社、みんな電力株式会社が共同で取り組んでいるプロジェクト「信州Greenでんきプロジェクト」もそのひとつです。中部電力ミライズは、長野県内17ヵ所の水力発電由来のCO2フリー価値付きの電気「信州Greenでんき」を販売しています。
信州の豊かな自然を活かした「信州Greenでんき」
信州Greenでんきは犀川、千曲川、木曽川、天竜川などの豊かな水流を源としており、CO2を排出しないで電気を使用することができます。また、地元で使うことでエネルギーの地産地消ができるという、ムダがないエネルギーの活用ができることが大きな特徴です。

通常の電気代より高くはなりますが、年に一度、長野県産品が送られてくるという特典があります。また、支払った電気代の一部は長野県の再エネ拡大などにも活用されるなど、エコな行動で地域活性化に貢献することもできます。
さらに、信州Greenでんきは長野県内のスポーツにも貢献しています。長野県内で開催された全国高校生eスポーツ大会「e-sports SHINSHU GROWZ」が配信された中継会場で信州Greenでんきが供給されました。そして、長野県唯一のプロバスケットボールチーム「信州ブレイブウォリアーズ」のホームゲームでは試合会場で使用する電気に信州Greenでんきが活用され、地元産のCO2フリー電気を活用した試合の開催は、Bリーグで初めてとなりました。信州Greenでんきは、信州以外にお住まいの方も購入でき、「ふるさと納税」のように地域を応援することにもつながります。

信州Greenでんきに加入できる条件のプランと加入方法について紹介
加入方法についてもご紹介します。「カテエネ」トップページからカテエネの利用登録を行い、IDを取得して料金メニューを申し込むという流れになっています。
ご加入いただける条件としては、対象となる電気料金プラン※にご加入いただいていることが必要となります。
※対象となる電気料金プラン:ポイントプラン、おとくプラン、とくとくプラン、スマートライフプラン、スマートライフプランforスマート・エアーズ、昼とくプラン、ビジとくプラン、3時間帯別電灯、時間帯別電灯、ピークシフト電灯、低圧季節別時間帯別電力、低圧高利用契約
● 従量電灯B・Cをご契約のお客さまは上記のお得な料金プランへの変更が必要です。
最後におトクな情報をもうひとつ。信州Greenでんきには「EV・PHV充電プラン」(「ハーフ」は対象外)というプランがあります。これは環境省の制度を活用した、EVなどを購入するときの費用の一部として上限80万円の補助を受けられるおトクなプランです。EVをお持ちの方、これから購入をお考えの方にとっては、大きなメリットがあるのではないでしょうか。
(2021年5月現在)
地球温暖化はいまや避けては通れない問題。再エネによる電気の購入を選ぶことで、あなたも地球環境にやさしい暮らしをしてみてはいかがでしょうか。
内容は2021年5月時点のものです。
住生活ジャーナリスト:田中直輝

たなか・なおき 昭和45年(1970)、福岡県生まれ。早稲田大学教育学部を卒業。約10年間にわたって住宅業界専門紙に勤務。主に大手ハウスメーカーを担当、取材活動を行う。その後、独立し、現在は東洋経済オンライン、オールアバウトなどで執筆している。