家庭で役立つ!カテエネ情報局

【秋はおうち映画で節約】
親子で一緒に観たい
[Amazon Prime Video]
おすすめ映画作品5選!

vol.
10

遊び・子育て

子どもがいるご家庭では、夏休みといえばプールにキャンプ、ショッピング、レジャーなど、楽しい思い出が増えた一方で、出費の多さを感じるシーンも多かったのではないでしょうか。

そこで今回は、秋こそ「節約」をしながら家族で楽しめる遊びを探したいという方に、動画配信サービスでの映画鑑賞を提案します!子どもも大人も楽しめる映画なら、感想を話し合うことで考える力を養い、知育に役立てることもできるでしょう。

作品を選んだのは、名古屋市にあるミニシアター「シネマスコーレ」で支配人を務める坪井篤史さん。「Amazon Prime Video」で配信中の映画から、親子で観たい5作品をピックアップ!秋の夜長に、自宅でゆっくり過ごしながら家族との時間を増やしてみてはいかがでしょうか。

お話を伺ったのは…

シネマスコーレ・支配人
坪井 篤史さん

1978年、名古屋市生まれ。2001年にシネマスコーレに入社し、2023年に支配人に就任。VHSの映画テープ7000本以上を保管するため自宅とは別に部屋を借りるほどの映画マニアとして知られ、大学で映画論の非常勤講師としても活動している。

坪井さんが考える!
自宅で家族と一緒に
映画を観たい理由

小学3年生の時、母親に連れられた映画館で偶然観たジャッキー・チェン主演の映画『プロジェクトA2/史上最大の標的』で衝撃を受けたことが原体験となり、現在の道を志すことになった坪井さん。

動画配信サービスを利用して、自宅で家族と一緒に映画を観ることで、親子ともに良い影響を与える可能性があると話します。

坪井さん

映画を観ることに慣れていない子どものいる家族でも、自宅でなら気軽に挑戦できますよね。僕に、映画が好きになるきっかけをくれたのは母親。一緒に映画鑑賞する時間をつくることで、親は子どもが好きなものを見つける瞬間を目の当たりにできるかもしれませんよ!

大人と一緒に映画を観ることで、子どもにとって新たな経験を味わえることも。強く記憶に残るような作品に出合えたときには、映画を好きになったり、家族との過ごし方に変化が現れたりするかもしれません。

週末には家族で映画を観ることを習慣化したり、シリーズものの新作映画を映画館まで観に行ったりするのもおすすめ。家族での過ごし方の選択肢を広げるきっかけにしてみてくださいね。

友情の大切さを体感できる
国民的アニメーション映画

ドラえもん のび太の宇宙開拓史
(1981年)

©藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 1981

1作品目は、数多く制作された「ドラえもん」映画シリーズの第2作にあたる『ドラえもん のび太の宇宙開拓史』。2009年にリメイク版も製作された作品です。

ストーリーは、主人公・のび太の部屋に敷かれた畳の下が舞台。“超空間”のもつれにより、宇宙船のドアとつながったことで、のび太とドラえもんは思いがけず大宇宙旅行を敢行することに。ジャイアン、スネ夫、しずかを巻き込んで、冒険の旅へ出ます。

畳の下とつながった宇宙船の中で、地球から遠く離れた惑星・コーヤコーヤ星の住人であるロップルとチャミーと出会ったのび太たちが時空を超え助け合う展開に、友だちの大切さを感じることができます。

坪井さんの
おすすめポイント

畳の下が宇宙につながっている設定の斬新なSF作品でありながら、友達と過ごす時間の尊さを描くことで「友情」という普遍的なテーマをきちんと説いている、ドラえもん映画の最高傑作。偶然の出会いから仲良くなった関係性を大事にする必要性が伝わります。親世代は過去を振り返りながら、子ども世代は等身大のこととして受け止められるはず。

[作品情報]
配給/東宝 レーティング/13+(13歳未満は保護者の確認が必要) プライム会員無料

エンタメの面白さを味わえる
日本ならではの怪獣映画

シン・ゴジラ
(2016年)

「シン・ゴジラ 2枚組」
Blu-ray&DVD発売中
Blu-ray:5,280円(税抜価格 4,800円)
DVD:4,180円(税抜価格 3,800円)
発売・販売元:東宝
©2016 TOHO CO.,LTD.

続いて2作品目は、1954年に第1作が公開されて以来、続編や新シリーズが数多く存在し、ハリウッドでもリメイクされた「ゴジラ」。

約12年ぶりに日本で製作され、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン(ヱヴァンゲリヲン)」で知られる庵野秀明氏が総監督を務めたのが『シン・ゴジラ』です。

東京湾アクアトンネルをはじめとした実在する場所を舞台にゴジラが登場。現実の日本とリンクさせることで、「もしも本当にゴジラが現れたら」と想像させる怒涛の展開が続きます。リアリティを追求した描写は緊迫感があり、社会派作品としても楽しめる新時代の「ゴジラ」です。

坪井さんの
おすすめポイント

ゴジラが形態を変えながら進化する、その恐怖やおどろおどろしさは子どもの目にもわかりやすいはず。日本を窮地に陥れるゴジラの存在は、災害や国家のピンチを上手く表現していて、政治家や世の中の動きを知ることで社会勉強にもなりますよね。ハリウッド映画と肩を並べる日本映画のエンタメの面白さやスケールが伝わる作品だと思います。

[作品情報]
配給/東宝 レーティング/G プライム会員無料

生きものの気持ちを
知ることができる感動映画

僕のワンダフル・ライフ
(2017年)

『僕のワンダフル・ライフ』
Blu-ray:2,075円(税込) / DVD:1,572円(税込)
発売元: NBCユニバーサル・エンターテイメント
(C) 2016 Universal Studios and Storyteller Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.
※2023年10月時点

次に紹介する3作品目は、犬をはじめ、ペットとの暮らしを考えているご家庭におすすめしたい映画です。

物語の主人公は、ゴールデン・レトリバーの子犬、ベイリー。ある日、8歳の少年・イーサンに瀕死のところを救われ、その後イーサンとずっと一緒に過ごします。数年後に息を引き取ったベイリーは、イーサンに会いたい一心で、雌の警察犬やコーギーなど、何度も別の犬に転生。

さまざまな役割を持って生まれ変わるベイリーを通して、普段は知ることができないペットの心情を描き、動物との関わり方やその尊さを学べる一作です。

坪井さんの
おすすめポイント

限られた時間の中で、生き物と一緒に生きることの難しさと温かさを教えてくれる傑作。ペットと暮らしている家庭も、そうでない家庭にもおすすめです。字幕で表現される犬の気持ちを読み解くことで、犬を飼っている家族なら絆が強まりそう。小さい子どもと犬の交流も出てきますし、幅広い年齢のお子さんに楽しんでもらえます。

[作品情報]
配給/東宝東和 レーティング/G プライム会員無料

異国のカルチャーを学べる
大ヒットインド映画

RRR アールアールアール
(2022年)

©2021 DVV ENTERTAINMENTS LLP.ALL RIGHTS RESERVED.

4作品目に紹介するのは、「バーフバリ」シリーズのS・S・ラージャマウリ監督が送り出す、インド映画の代表作。2人の男の友情と使命がぶつかり合う様を豪快に描いたアクションエンタテインメントです。

物語は1920年、英国軍にさらわれた幼い少女を救うため立ち上がったゴーンド族の守護者であるビームと、英国政府の警察となったラーマが出会うことから始まります。互いの素性を知らずに唯一無二の親友となった2人は、やがて究極の選択を迫られることに。インド映画ならではの歌とダンスが盛り込まれ、家族で異文化を学ぶのにぴったりです。

坪井さんの
おすすめポイント

3時間の上映時間が、体感3分(笑)!怒涛の展開の中で、インドの文化を知ることができる一作です。ハッピーエンドなので、安心して観られるエンタメ作品。鑑賞後は「あのキャラクターが好き」「インド料理食べに行こうよ」といった会話が起きるはず。映画が国境を超えることを教えてくれます。

[作品情報]
配給/ツイン レーティング/G レンタルHD(高画質)¥500

ストップモーション技術に驚く
海外アニメーション映画

KUBO/クボ 二本の弦の秘密
(2016年)

『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』
¥1,257
発売・販売元:ギャガ
©2016 TWO STRINGS, LLC. All Rights Reserved.

最後に紹介するのは、アメリカのアニメーションスタジオ・ライカが送る、日本の昔話をオマージュしたストップモーションアニメ。三味線の音色で折り紙に命を与え、意のままに操るという不思議な力を持つ少年、クボが主人公です。

クボは両親を亡くし、仇を討つ旅に出た道中で面倒見の良いサルや弓の名手であるクワガタと出会い仲間になります。

一行は数々の困難を超え、クボの出生にまつわる秘密に迫ることに。美しいアニメーションは、静止している物体を少しずつ動かし、連続して動いているかのように見せる地道な作業の積み重ねで完成しています。

坪井さんの
おすすめポイント

映画を通して、ストップモーションアニメの技術を知ることができます。あらかじめ知らされずに見ると、CGと勘違いするほどなめらかで高クオリティ。ストーリーはもちろん、エンドロールでは制作の裏側も公開されていて、その二面性が面白いですね。幼少期に観れば、将来クリエイターに育つ可能性もあるかも。

[作品情報]
配給/ギャガ レーティング/G レンタルHD(高画質)¥400

親子で楽しめる映画を選んで、
自宅にいながら充実した
家族の時間を過ごそう

今回は、名古屋のミニシアター「シネマスコーレ」の支配人である坪井篤史さんにお話を伺い、親子で観たい映画5作品をおすすめしていただきました。

国民的アニメから、大ヒットインド映画、海外ストップモーションアニメに至るまで、バラエティに富んだラインナップ。映画を通して知らない文化や良質なファンタジーにふれることは、親子の会話が弾むきっかけになり、思いもよらない発見や気づきが生まれるかもしれません。

ぜひ自宅にいながら充実した家族時間を過ごしてくださいね。

今回紹介した商品一覧

『ドラえもん のび太の宇宙開拓史』(1981年)
『シン・ゴジラ』(2016年)
『僕のワンダフル・ライフ』(2017年)
『RRR アールアールアール』(2022年)
『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』(2016年)

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