くらしに役立つコラム
様々なタイプがある掃除機。「どれを選べばいいかわからない!」という人のために、掃除機のじんあい除去率や消費電力量、効率的な動かし方などを、異なる床材ごとに調べて検証しました。
実験概要
- 今回の実験で比較した掃除機
- 今回は、フローリング・畳・じゅうたんにゴミをばら撒いて実験します。
フローリング・畳はどの掃除機でも「弱」でOK!
じゅうたんの掃除は「強」でしっかりと。
特にゴミがよく取れるのはキャニスター型サイクロン
全ての掃除機を使って、じんあい除去率や消費電力量などを調べると、このような結果になりました。
まず、掃除機のタイプごとに「じんあい除去率」を比べてみます。
じんあい除去率が最も高かったのは「キャニスター型 サイクロン式掃除機(コンセント式)」。
また、フローリングや畳はゴミが吸い取りやすく、じゅうたんは比較的吸い取りにくいこともわかりました。
次に、「消費電力量」を比べてみます。
消費電力量はコンセント式のキャニスター型より、充電式のスティック型の方が、約6割少なく(標準モードの場合)、サイクロン式と紙パック式による違いは見られませんでした。
さらに、運転モードによる、じんあい除去率の違いについても調べました。
「弱」モードでは、じゅうたんのゴミはあまり除去できていないことがわかります。じゅうたんを掃除する際はどの機種においても「強」モードに切り替えるのがおすすめです。