毎晩、浴槽を洗ってお湯を張って…と、準備するお風呂。
沸かす方法はご家庭によってそれぞれですが、方法によって、かかる時間やおトクさに差はあるのでしょうか。
自動で湯張りをする「①フルオート」のほか、「②蛇口から給湯」、そして「③水から追い焚き」の3つのうち、最も時短・省エネになる方法はどれか、実験しました。
また、追い焚きをするときの、浴槽の蓋の有無による違いも比べてみました。
最も速く風呂が
沸くのは
「②蛇口から湯を
出してためる」
浴槽の給湯方法には、自動で湯張りをする「①フルオート」の機能が便利で一般的ですよね。
給湯器のタイプによっては「②蛇口から湯を出す」という方法も考えられます。
そのほか、“前日せっかくお風呂を沸かしたのに、入らず寝てしまった…”など、残り湯を活用する場合もあると想定して、「③水から追い焚き」をする沸かし方も加えて、3つのパターンで比べてみました。
その中で、最も速くお風呂が沸いたのは「②蛇口から湯を出す」方法でした。


一般的な「①フルオート」と比べると、なんと3分50秒も短く、一番スピーディにお湯をためることができました。
すぐにお風呂入りたいとき、急いでいるときには、蛇口から直接お湯をためるのが良いようです。


省エネ&経済的なのは
「③水から追い焚き」
続いて、この中で一番省エネ&経済的な方法はどれか比較してみます。
ガス流量は、「③水から追い焚き」が最も少ない結果に。
「①フルオート」と比べると19%も少なく、省エネ&節約につながります。


水道・電気・ガス料金を合算した料金(※)でも比較してみます。


③は残り湯を活用しているため、水道代がかかっていないことも大きな差となり、合算すると「③水から追い焚き」が最も経済的だという結果になりました。
「①フルオート」と比べると、1回あたり44.3円も節約になることが判明しました。


追い焚きするときは
「蓋あり」一択
追い焚きをする際に気になるのは、お風呂の蓋の有無です。
「蓋をすると保温性が高くなる」などはよく聞く話ですが、どれくらい違うのでしょうか。
そこで、「③水から追い焚き」をする場合、蓋の有無による差も実験してみました。


その結果、「蓋あり」の方が4分57秒も速いという結果に!
もちろん「蓋あり」の方が省エネで、料金も12.4円も安くなりました。
今回のように水からお風呂を沸かすときに限らず、お湯が冷めてしまって追い焚きをするときなども、蓋をすることで省エネ&時短、さらに節約にもつながることがわかりました。




今回の実験の概要や試験方法などの詳細データはこちら