健康でエコな暮らし
長野県
●県庁所在地 長野市
●人口 201万人(全国16位)(注)
●世帯数 84万世帯 (注)
●面積 約13,561平方キロメートル
(注)2022年11月1日推計
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NAGANO
長野市
こんな自慢があります
北陸新幹線が停車する長野駅があり、東京や金沢へアクセスしやすい長野市。上信越自動車道の長野インターチェンジを利用すれば、関東・関西・北陸方面へも出かけやすいでしょう。
年間平均気温は12℃程度。冬は雪が降ることも多く、市街地であっても油断できません。
■日本最古の仏像を本尊とする善光寺がある!
創建以来約1400年の歴史を持ち、日本最古の仏像と言われる一光三尊阿弥陀如来(いっこうさんぞんあみだにょらい)を本尊とする善光寺。広大な境内には江戸時代中期に再建された国宝の本堂のほか、重要文化財の山門(三門)や経蔵、釈迦堂・釈迦涅槃像、39の宿坊などがあり、宗派関係なく誰でも受け入れてくれる庶民の寺として、地元の人はもちろん国内外から多くの参拝者が訪れています。「遠くとも一度は詣れ善光寺」という言葉や、数え年で7年に一度おこなわれる善光寺前立本尊御開帳も有名ですね。
■自然や風土を生かした個性豊かな郷土食が魅力
長野県北部に位置し、壮大な山々をはじめとする自然、のどかな田園風景に囲まれている長野市。恵まれた風土を生かして、昔からおやきや信州そばといった独自の郷土食が育まれてきました。同じ料理でもエリアや店舗によってその個性はさまざま。例えば、小麦粉やそば粉などを水で溶いて練り、薄くのばした皮で小豆や野菜などで作った具材を包むおやきは、囲炉裏で香ばしく焼いたり、鉄板に油を引いて揚げ焼きにしたり、蒸してしっとり食感に仕上げたりと、実にバラエティに富んだ味と食感を堪能できるので、お気に入りを見つけるのも楽しいですよ。
■施設によって泉質やロケーションが異なる温泉で心身を癒そう
国内有数の温泉地が集う長野県。長野市内にも名だたる温泉宿はもちろん、気軽に日帰り利用できる温泉施設が多数あり、老若男女問わず地元の人に広く利用されています。北アルプスや渓流、山里、りんご園などとロケーションのバリエーションが豊富。泉質もナトリウムイオン泉、塩化物泉(弱アルカリ性)、低張性弱アルカリ冷鉱泉、アルカリ性単純硫黄泉などと多彩なので、毎日どこで入浴しようか迷ってしまうほどですね!家族にうれしい支援制度
福祉医療費給付金
中学校3年生までの子どもや障害者(児)(70歳未満)、母子・父子家庭などが対象。中学校3年生までの子どもの場合、1ヶ月あたり受給者負担金の支払いは上限500円に。
長野市若者・子育て世帯等移住促進家賃支援事業補助金
長野市への定住の意思を持つ40歳未満の人、子育て世帯、テレワーカーが対象。最大2年間にわたり、月額最大2万円の補助金が交付されます。
長野市移住者起業支援金
長野県外から長野市内に移住して起業する50歳未満の人が対象。起業に関わる初期投資費用(上限100万円)が支援される制度です。
居住年数 : 10年 40代 女性果物が豊富!スーパーなどでお得な値段で購入できるのもうれしいポイントです。
居住年数 : 9年 40代 女性動物園やプール、スキー場やスケート場が近くにあり、子どもと一緒に楽しんでいます。
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NAGANO
松本市
こんな自慢があります
本州及び長野県のほぼ中央に位置し、北アルプスや上高地といった雄大な自然に囲まれている松本市。年間を通して湿度が低く、年間降水量が少なくて晴れの日が多い気候が特徴です。気になる交通の便も良好。マイカーでの移動の他、電車やバス、飛行機も利用でき、信州まつもと空港へは車で20~25分ほど。東京や千葉へは、直通の特急電車が通っています。
■歴史・文化と雄大な自然を体感できる
松本市内には、国宝の松本城を筆頭に、往時を今に伝える数々の史跡、全国的に有名な美術館、緑あふれる公園、風情ある古い町並みなどが点在。国内外の観光客が多く訪れる人気の観光スポットになっているだけでなく、地元の人に広く愛され、暮らしの一部に取り入れられています。
■山国ならではの味わい深い食材とおいしい水を味わえる
爽やかな気候と豊かな土壌を生かした農林水産物も多く、特に江戸時代から続く松本一本ネギ、ソバ、フルーツなどが有名です。また、山国ならではの暮らしの知恵から生まれた郷土料理も豊富。味付けした鶏肉を揚げた山賊焼、切り干し大根をはじめとする具材を詰めて焼くおやき、野沢菜漬けやみそ漬けといった漬物などはどれも滋味にあふれ、ほっとする味わいです。
そして、周辺の山を水源とする湧き水は、国が認める「名水」に選定。市内のあらゆる場所で湧き出ているので、日常的においしい水を味わうことができるんですよ。家族にうれしい支援制度
子育てサポーター訪問事業
自宅での一時保育を希望する家庭に、サポーター(市が主催する子育て支援講座の修了者)が訪問して保育や家事援助などをおこないます。対象児は15歳までの児童。
松本市奨学金返還支援事業補助金
市内の地元企業に就職した奨学金返済が必要な会社員の人へ補助金を交付。対象の奨学金は、日本学生支援機構が貸与する奨学金などです。
居住年数 : 30年 40代 男性駅、高速道路、空港が近い点は便利ですね。また、自宅は市役所支所、学校、病院が近い場所にあるので気に入っています。
居住年数 : 7年 30代 女性周辺が静かなので、のんびり家庭菜園を楽しめています。落ち着いた時間を大切にしたい方にはおすすめですよ。
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エリア基礎知識
山々に囲まれながら大都市へも好アクセス
本州の中央部に位置する長野県。面積13,562㎢と、全国第4位の広さを誇ります。北アルプスや中央アルプス、南アルプス、御嶽山系といった雄大な山々に囲まれた県ながら、首都圏と中京圏から200km圏内に位置。中央自動車道や長野自動車道、上信越自動車道の全線開通、北陸新幹線の長野〜東京間の開業などにより、アクセスも良好です。
豊かな自然に囲まれ、その自然に育まれた美味しい名物や美しい名所、そして文化や歴史を感じられる町が多いことも特徴。避暑地や観光地、移住地として憧れている人が多いことでも知られ、1998年(平成10年)の長野オリンピック以降は「NAGANO」として国際的にも高い知名度があります。
ファミリーはこう楽しむ!
大自然に囲まれながら、首都圏や中京圏が意外と近いのがポイント。都市の利便性も活用して、快適に暮らしましょう。
単身者はこう楽しむ!
北陸新幹線の開通で、東京がグッと近くに。オン・オフともに充実させることができそうですね。
知っておきたい経済・教育
自然の中での子育てを推進する制度も
長野県は女性の平均寿命87.675年、健康寿命85.2年と全国1位、男性の平均寿命81.75年、健康寿命81.1年と全国2位(注1・2)。このデータからも長野県民が健康的かつ幸せに長生きしていることがわかります。
また、長野県の平均通勤時間は東京の約3分の2(注3)。自動車普及率は1世帯あたり約1.5台と全国トップクラス(注4)で、通勤はマイカーが主流です。そして、平均帰宅時間は全国17位の18時31分(注5)で、共働き率は全国5位の55.9%(注6)。当然自動車関係の支出は増えますが、世帯としての収入は比較的多くなり、食費や交通費、家賃などの支出を抑える工夫ができます。
県土が広いから、郊外に行けば庭付き一軒家を格安で借りられるのも大きなメリット。豊かな自然環境や地域資源を積極的に取り入れた保育の普及を図る「信州やまほいく(信州型自然保育)認定制度」(注7)がスタートしているので、家でも保育の現場でも子どもがのびのびと過ごす環境を作ることができそうです。
ファミリーはこう楽しむ!
普段の暮らしで支出を抑えた分、休日は家族みんなで旅行に出かけてみてはいかがでしょうか。
単身者はこう楽しむ!
一年中、快適温度でマイカー通勤。仕事から早く帰れるから、プライベートを充実させることができそう。
[出典]
(注1)厚生労働省/平成27年都道府県別生命表の概況/https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/tdfk15/index.html
(注2)公益社団法人 国民健康保険中央会/平均自立期間/https://www.kokuho.or.jp/statistics/heikinjiritukikan.html
(注3)総務省統計局/平成30年住宅・土地統計調査/https://www.stat.go.jp/data/jyutaku/index.html
(注4)一般財団法人 自動車検査登録情報協会/自家用乗用車(登録車と軽自動車)の世帯当たり普及台数/https://www.airia.or.jp/publish/file/r5c6pv00000104ju-att/kenbetsu2022.pdf
(注5)総務省統計局/社会生活基本調査から分かる47都道府県ランキング/https://www.stat.go.jp/data/shakai/2016/rank/index.html
(注6)総務省統計局/平成29年就業構造基本調査/
https://www.stat.go.jp/data/shugyou/2017/pdf/kgaiyou.pdf
(注7)長野県/信州やまほいく(信州型自然保育)/https://www.pref.n/https://www.pref.nagano.lg.jp/kodomo-katei/kyoiku/kodomo/shisaku/shizenhoiku-ninteiseido.html
ふれたい歴史・文化・自然
地元産の野菜やワインが食卓を彩る
7世紀後半から1871年(明治4年)まで「信濃国」と呼ばれていた長野県。戦国ファンにとっては、武田信玄と上杉謙信が戦った川中島の戦いの舞台としても有名です。そのほか、7年に1度の御開帳で知られる善光寺、国宝に指定されている松本城、天下の大祭とも評される御柱祭(おんばしらさい)がおこなわれる諏訪大社といった歴史ある名所も多数。また、国立天文台 野辺山宇宙電波観測所や阿智村などは、天体観測ファン憧れのスポットです。
冷涼で昼夜の寒暖差が大きい気候風土を生かして、多様な種類の野菜が栽培。もちろん県民は食べるのも大好きで、野菜の摂取量は全国1位(注8)。一方で、古くから発酵食文化も発展し、味噌や漬物などは日常の食卓に取り入れられていると同時に、地域の特色ある食品として全国に広く発信されています。ワイナリーも多く、長野県産ワインを自宅や店で気軽に楽しめるのもうれしいですね。
長野県は、自然公園の面積約2,779k㎡と全国3位(注9)。自然豊かなロケーションが魅力のスキー場や温泉が多く、夏の避暑はもちろん、冬にも訪れたいスポットがいっぱいです。
博物館・美術館の数が全国1位の345館(注10)というのも、長野県の豊かさを示す証拠。芸術や文化、歴史を学ぶ土壌が備わっているようです。
ファミリーはこう楽しむ!
栄養価の高い野菜が豊富なのは、家族の健康にうれしい。たくさん食べてみんな元気に長生きに!
単身者はこう楽しむ!
おいしいワインが身近で作られているなんて贅沢!気軽に飲めるので、仕事で頑張った自分自身へのご褒美に。
[出典]
(注8)厚生労働省/平成28年国民健康・栄養調査報告/https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/eiyou/h28-houkoku.html
(注9)環境省/平成29年版環境統計集/https://www.env.go.jp/doc/toukei/contents/tbldata/h29/2017-3.html
(注10)文部科学省/社会教育調査-平成30年度/https://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa02/shakai/kekka/k_detail/1419659.htm
まとめ
再生可能エネルギーでエコライフを
現在でも鉄道を使った首都圏や中京圏への交通は便利ですが、今後はリニア中央新幹線の東京〜名古屋間が開業予定。中部横断自動車道や三遠南信自動車道、中部縦貫自動車道などの整備が進んでいるので、ますます移動が楽になりそうです。
長野県らしい自然いっぱいの里山暮らしの他、都市機能が発展した地域も多いので便利なまち暮らしも、はたまた、首都圏と長野県を行き来する二地域居住もOK。叶えたいライフスタイルを実現できる県と言えるでしょう。
また、SDGs(持続可能な開発目標)が叫ばれる今日。水力やバイオマスなど自然を活かした再生可能エネルギーが豊富に存在していることでも注目を集めているんですよ。
ファミリーはこう楽しむ!
都会では決してできない憧れの里山暮らしを家族みんなで。心穏やかに暮らせば、健やかに長生きできそう!
単身者はこう楽しむ!
クリーンな再生可能エネルギーを暮らしに取り入れれば、持続可能な発展への取り組みに貢献ができる!?