2024.12.20 VOL.05

ホットカーペットvsこたつ、電気代が安いのはどっち?節電テクニックもご紹介ホットカーペットvsこたつ、電気代が安いのはどっち?節電テクニックもご紹介

ホットカーペット
vsこたつ、
電気代が安いのはどっち?
節電テクニックもご紹介

冬の寒さ対策として、こたつとホットカーペットは多くの家庭で愛用されています。しかし、冷えた空間を温めるには大きな電力が必要なため、暖房器具の電気代が気になる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、こたつとホットカーペットの電気代を比較し、それぞれの特徴や節電テクニックを詳しく紹介します。

各家庭のライフスタイルや住環境にあわせた最適な暖房方法を見つけ、暖かく過ごしながら電気代を賢く節約しましょう。

1 こたつの種類と特徴

こたつは日本の冬の定番暖房器具として親しまれています。燃料の供給を必要とせず、電気のみで暖を取れるため、誰でも気軽に使用できます。

こたつの暖かさの熱源となるのがヒーターユニットです。こたつのヒーターユニットには主に以下の3種類があります。

  • 石英管ヒーター
  • ハロゲンヒーター
  • フラットカーボンヒーター

それぞれどういった特徴があるのか、違いを見ていきましょう。

1.1. 石英管ヒーター

石英管ヒーターはもっとも一般的なヒーターで、多くのこたつに採用されています。

メリット デメリット
  • 体の芯まで温まる
  • 価格が比較的安い
  • こたつが暖まるまで時間がかかる
  • 衝撃に弱い
  • 消費電力がやや高め

石英管ヒーターは遠赤外線効果で体を芯から温めるため、じんわりとした暖かさを感じられます。また、構造がシンプルなため、価格も比較的安く抑えられています。

一方で、暖まるまでに時間がかかることや、ガラス管が割れやすいことには注意が必要です。

1.2. ハロゲンヒーター

ハロゲンヒーターは、ハロゲンランプを発熱体として使用するタイプのこたつヒーターです。

メリット デメリット
  • 即暖性が高い
  • パワフルな暖かさ
  • 長寿命
  • 電気代が高め

ハロゲンヒーターの最大の特徴は、スイッチを入れるとすぐに暖かくなる即暖性です。また、他のヒーターに比べて寿命が長いのも特徴です。

ただし、消費電力が高く、電気代は他のタイプより割高になる傾向があります。

1.3. フラットカーボンヒーター

フラットカーボンヒーターは、電熱線がシートで覆われた面状のこたつヒーターです。

メリット デメリット
  • 薄型で省スペース
  • 均一に暖まる
  • 省エネ性能が高い
  • 即暖性が低い
  • 修理が難しい

フラットカーボンヒーターは薄型で省スペース設計が可能なため、モダンなデザインのこたつに多く採用されています。また、省エネ性能が高く、電気代の節約にも貢献します。

デメリットは、ヒーターユニットの交換ができない商品が多いため、故障した際の修理が難しい点です。

なお、こちらの記事でも「こたつ」について解説しているので、合わせてご覧ください。

カテエネ研究所昔ながらの冬の知恵「こたつ」や「半纏(はんてん)」。その暖かさと省エネ効果を検証!

2 ホットカーペットの種類と特徴

ホットカーペットは、足元の寒さを和らげる便利な暖房器具です。暖房器具のなかでは火事ややけどの危険性が比較的低いため、小さい子どもやペットを飼っている家庭などでも人気があります。

ホットカーペットには主に3つのタイプがあります。

  • じゅうたんタイプ
  • フローリングタイプ
  • マットタイプ

それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

2.1. じゅうたんタイプ

じゅうたんタイプは、見た目やさわり心地がカーペットとほとんど変わりません。そのため、通常のカーペットと同じように使用できます。

メリット デメリット
  • 柔らかく快適
  • デザイン性が高い
  • 重くて移動が大変
  • 収納スペースが必要

じゅうたんタイプは柔らかい素材で作られているため、座ったり寝転んだりしても快適に過ごせます。また、色味や素材などが異なるさまざまなデザインがあるため、部屋のインテリアに合わせやすいのも特徴です。

一方で、重量があるため移動や収納に手間がかかる場合があります。

2.2. フローリングタイプ

フローリングタイプは、木目調のデザインが特徴の、つるつるとしたビニール素材でできたホットカーペットです。

メリット デメリット
  • フローリングに馴染む
  • 掃除がしやすい
  • じゅうたんタイプより硬い
  • デザインの選択肢が少ない

フローリングタイプは見た目がフローリングに似ているため、部屋の雰囲気を変えずに使用できます。表面に防水加工されている商品も多く、掃除も簡単です。

じゅうたんタイプに比べると硬いため、長時間座る場合はクッションを併用するとよいでしょう。

2.3. マットタイプ

マットタイプは、小型で軽量のホットカーペットです。主に一人用として使用されます。

メリット デメリット
  • 軽量で持ち運びやすい
  • 省スペース
  • 暖める範囲が狭い

マットタイプはコンパクトで軽いため、移動や収納が簡単です。一人暮らしや、デスクワーク時の足元暖房に適しています。

暖める範囲が限られているため、大人数での使用には不向きです。

3 こたつとホットカーペットの電気代比較

こたつとホットカーペットはどちらも主に足元を温める用途で使用されるため、電気代を抑えられるほうを使用したいと考える方も多いでしょう。

ここでは、こたつとホットカーペットの種類ごとに消費電力と電気代を比較し、それぞれの特徴を解説します。

まず、電気代の計算式を確認しておきましょう。

<こたつの電気代計算式>
電気代(円) = 消費電力(kW) × 使用時間(h) × 電気料金単価(円/kWh)

<ホットカーペットの電気代計算式>
電気代(円) = 消費電力(kW) × 使用時間(h) × 電気料金単価(円/kWh)

例えば、消費電力が300Wで電気料金単価が29円の場合、以下の計算式で1時間あたりの電気代を求められます。なお、1000W=1kWhです。

(300W ÷ 1000) × 1時間 × 29円 = 8.7円

以下の表は、こたつとホットカーペットの種類別消費電力と、1時間あたりの電気代を示しています。電気料金単価は29円/kWhとして計算しています。

【こたつとホットカーペット 電気代比較表】

暖房器具 種類 消費電力 電気代
(1時間あたり)
こたつ 石英管ヒーター 300W 8.7円
ハロゲンヒーター 最大600W
最小90W
最大17.4円
最小2.61円
フラットカーボンヒーター 最大200W
最小60W
最大5.8円
最小1.74円
ホットカーペット じゅうたん(注) 490W 14.21円
フローリングタイプ(注) 700W 20.3円
マットタイプ 30W 0.87円
  • (注)2畳用を使用して計算しています。

この表から、全般的にホットカーペットよりもこたつのほうが、若干電気代が安いことがわかります。特に、フラットカーボンヒーターを使用したこたつは消費電力が低く、電気代を抑えられます。

そのため、ホットカーペットを日常的に使用していて電気代が気になるのであれば、こたつに変更するのがおすすめです。

すでにこたつを使用していてさらに電気代を抑えたい場合は、1時間あたりの電気代が安いフラットカーボンヒータータイプへの変更を検討するとよいでしょう。

一方、ホットカーペットのマットタイプは消費電力が非常に低く、1時間あたりの電気代が0.87円と最も経済的です。一人での使用を前提とする場合、ホットカーペットのマットタイプにひざ掛けや毛布を併用すると、快適さを保ちながら電気代を節約できます。

4 こたつとホットカーペットとその他の暖房器具の電気代比較

ここでは、こたつやホットカーペットに加えて、その他の一般的な暖房器具の電気代を比較してみましょう。

以下の表は、主な暖房器具の消費電力と1時間あたりの電気代を示しています。電気料金単価は29円/kWhとして計算しています。

【暖房器具5種類の電気代比較表】

暖房器具 消費電力 電気代(1時間あたり)
エアコン(暖房) 1,200W 34.8円
電気ストーブ 900W 26.1円
ファンヒーター 1,200W 34.8円
セラミックヒーター 1,200W 34.8円
オイルヒーター 1,500W 43.5円
  • (注)消費電力は商品によって異なります。
  • (注)一般的に同条件の場合、冷房時より暖房時の方が消費電力は大きくなりますが、冷暖房完備のエアコンにおいては暖房機能より冷房機能の方が強く設計される傾向があります。なお、実際の数値は機種によって異なるため、取扱説明書をご確認ください。

こたつやホットカーペットと比較すると、これらの暖房器具は全般的に電気代が高いことがわかります。

なかでも、オイルヒーターは消費電力が高く、もっとも電気代がかかります。エアコンやファンヒーター、セラミックヒーターの電気代も比較的高く、連続して使用する場合は電気代がかさむでしょう。

表のなかでもっとも電気代が低い電気ストーブは、狭い範囲を短時間で暖めるのに適した暖房器具です。そのため、広い空間での長時間の使用は暖房効率が落ち、電気代が必要以上にかかる可能性があります。

このように、実際の電気代は、暖房効果の範囲や使用状況によって変わります。用途にあわせて使い分けると、電気代を抑えつつ効率的に使用できるでしょう。

5 こたつの節電テクニック

こたつはその快適さから長時間連続して使いがちですが、使い方次第で電気代を抑えられます。

ここでは、こたつの快適さを保ちながら節電を実現する、3つのテクニックを紹介します。

  • 弱運転にする
  • こたつ用の敷き・掛け布団を使う
  • 他の暖房器具を併用する

詳しく見ていきましょう。

5.1. 弱運転にする

こたつの温度設定は通常、弱・中・強の3段階です。電気代を抑えるには、もっとも消費電力の少ない弱運転を活用しましょう。強運転と比べて50〜60%の節電効果が期待できます。

例えば、こたつを強運転で1時間使用して約8.7円の電気代がかかっている場合、弱運転にするだけで約3.48円〜4.35円程度に抑えられる可能性があります。

この差は長時間使用すればするほど大きくなり、月単位で見ると大きな節約につながります。

5.2. こたつ用の敷き・掛け布団を使う

こたつの熱効率を上げるために、専用の敷き布団と掛け布団を使用しましょう。

布団がないと、こたつが設定温度を維持しようと常に稼働し、電気代が余計にかかってしまうためです。こたつ専用の布団を使うと、暖かさを逃さずこたつ内の温度を効率的に保てます。

さらに、敷き布団の下にアルミシートを敷くと、断熱効果による保温も期待できます。

5.3. 他の暖房器具を併用する

こたつは主に足元を暖める暖房器具のため、背中や肩が寒く感じる場合があります。そんなときは、部屋全体を暖めるエアコンを併用すると効果的に暖を取ることができます。

具体的には、エアコンを20度前後に設定して自動運転し、弱運転のこたつで下半身を暖めましょう。

こたつとエアコンを併用した場合の、1時間あたりの電気代は約39.1円(注)です。こたつのみ強運転で使用する場合と比べて、全身を効率よく暖められ、こたつの電気代も抑えられます。

  • (注)
    エアコン:消費電力1.2kW(1200W) × 使用時間1h × 電気料金単価29円/kWh = 34.8円
    こたつ:消費電力0.3kW(300W) × 使用時間1h × 電気料金単価29円/kWh × 50%(弱運転のため) = 4.35円

6 ホットカーペットの節電テクニック

こたつと比較すると若干電気代が高いホットカーペットですが、少しの工夫で使用電力を抑えられます。ここでは、ホットカーペットを上手に使って節電する5つのテクニックを紹介します。

  • 必要な範囲だけONにする
  • 設定温度を下げる
  • 毛布を使う
  • ホットカーペットの下にアルミシートを敷く
  • 省エネモード搭載のホットカーペットに買い替える

順番に見ていきましょう。

6.1. 必要な範囲だけONにする

ホットカーペットの多くには、全面・半面・3分の1面など、暖める範囲を選択できる機能があります。使用していない部分はOFFにして、人がいる場所だけ暖めることで電気代を大幅に抑えられます。

例えば、3畳用のホットカーペットを全面暖める場合と比べて、半面暖めると半分程度、3分の1面だけ暖めると3分の2程度の節電効果が期待できます。かしこく使って、電気代を節約しましょう。

6.2. 設定温度を下げる

ホットカーペットの温度設定は通常、弱・中・強(低・中・高)の3段階です。「強」から「中」設定にすることで約20〜30%、さらに「中」から「弱」設定にすることで同じく約20〜30%の節電効果が期待できます。

具体的な数字で見てみましょう。

2畳用のホットカーペットを「強」で1時間使用すると約14.2円(注1)かかりますが、「中」なら約9.9円(注2)、「弱」なら約5.6円(注3)に抑えられます。

体感温度を確認しながら、できるだけ低い設定で使用しましょう。

  • (注1)消費電力0.49kW(490W) × 使用時間1h × 電気料金単価29円/kWh = 14.21円
  • (注2)14.21円 × 70% = 9.94円
  • (注3)14.21円 × 40% = 5.68円

6.3. 毛布を使う

ホットカーペット単体では、カーペットに触れている部分しか暖まりませんが、毛布を併用すると「弱」設定でも快適に過ごしやすくなります。
毛布を下半身にかけたり肩から羽織ったりすることで、熱を逃がさず体全体を効率的に暖められるためです。

ホットカーペットの近くに毛布の収納場所をつくると、いつでも気軽に使用できるのでおすすめです。

6.4. ホットカーペットの下にアルミシートを敷く

ホットカーペットの熱は下方向にも逃げていきます。そこで、ホットカーペットと床の間にアルミシートを敷くと、熱が床へ逃げるのを防ぐことができます。

このようにして断熱効果が高まると、同じ暖かさを得るのに必要な電力が減少し、節電効果が期待できます。

ホットカーペットより少しだけ小さなサイズのアルミシートにすると、インテリアの邪魔にもなりません。

6.5. 省エネモード搭載のホットカーペットに買い替える

最新のホットカーペットには、省エネ機能が搭載されている場合があります。例えば、室温に応じて自動で温度調節する機能や、人の動きを感知して自動でON/OFFする機能などです。

古いホットカーペットを使用している場合、省エネ機能付きの新しいものに買い替えると、年間の電気代を削減できる可能性があります。初期投資は必要ですが、長期的に見ると大きな節約につながるでしょう。

7 電気料金プランを見直すのも手

家庭によって家族構成はさまざまであり、電気をたくさん使う時間も異なります。そのため、こたつやホットカーペットの節電テクニックを実践しても、まだ電気代が気になることもあるかもしれません。

そんなときは、電気料金プランの見直しを検討するのも一つの方法です。各家庭の家族構成や電気の使い方にあったプランを選ぶと、さらなる節約につながります。

中部電力ミライズでは、お客さまのライフスタイルにあわせた多様な電気料金メニューを提供しています。例えば、一人暮らしの方からご家族向けまで、契約容量に合わせて選べる「ポイントプラン」「おとくプラン」「とくとくプラン」の3つの料金メニューをご用意しています。

さらに、日中の外出が多いお客さまや夜型ライフのお客さまには、夜間の電気料金がおトクになる「スマートライフプラン」もおすすめです。

詳しいプラン内容やお得な使い方については、中部電力ミライズの公式ウェブサイトでご確認いただけます。自分に合ったプランを見つけて、かしこく電気を使いましょう。

8 まとめ

こたつとホットカーペットは冬場に欠かせない暖房器具です。寒さが厳しくなるにつれて稼働時間も長くなりがちですが、用途にあわせた製品を選び、使い方を工夫すると、電気代を抑えながら快適に使用できます。

冬本番を迎えるにあたり、さらに快適で効率的な暖房の使い方をしたいとお考えの方は、おトクな電気料金プランを使用できるオール電化を検討してみるのもよいかもしれません。

中部電力ミライズは、オール電化を利用した、より便利で快適な暮らしを実現するお手伝いをいたします。

中部電力ミライズのオール電化

また、中部電力ミライズが提供する家庭向けWEBサービス「カテエネ 」では、電気料金や使用量をウェブ上で確認できるだけでなく、くらしに役立つ便利な情報やサービスをお届けしています。

さらに、カテエネで電気の使用実績やコラムをチェックすると、「カテエネポイント」が貯まります。貯まったカテエネポイントは「1P=1円」として、電気料金のお支払いにご利用いただけます。

  • (注)ポイントは、100P単位で使用可能

電気は日常生活に欠かせないものだからこそ、こういったおトクなポイント制度をうまく利用していきましょう。快適な冬を過ごすための工夫や、電気を効率的に使う方法を、ぜひカテエネを活用して見つけてみてください。

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