引越しハウツー

引越し前に知っておきたい!一人暮らしの平均電気代と高くなる理由、家電別の節約方法

引越し前に知っておきたい!一人暮らしの平均電気代と高くなる理由、家電別の節約方法

新生活のスタートは何かとお金がかかるもの。だからこそ、引越しのタイミングできちんと考えておきたいのが「生活にかかる固定費」です。なかでも、電気代は「自分に合ったプランの選択」「生活の中での心がけ」次第で節約に繋がります。

この記事では、一人暮らしの電気代の平均を地域や季節ごとに紹介したうえで、電気代を見直すポイントや家電別の電気代節約方法も解説します。

01 一人暮らしの電気代の平均額はいくら?

一人暮らしの電気代の平均額はいくら?

総務省の家計調査(※1)によると、一人暮らし世帯の電気代の全国平均額は6,625円 / 月です。ただし、電気代の平均は地域によって大きな差があります。例えば、北海道・東北地方や北陸・東海地方は高額な傾向にあり、比較的抑えられているのが九州・沖縄地方や近畿地方です。

今お住まいの地域から引越しをする方は、引越し先の地域の電気代平均を知っておくと、今後の電気代の予測や見直しに役立ちます。

地域別の電気代平均(単身)
地域 電気代平均
全国 6,625円
北海道・東北 7,949円
関東 6,072円
北陸・東海 7,523円
近畿 5,990円
中国・四国 6,905円
九州・沖縄 5,671円

※1 出典:e-Stat 「家計調査 単身世帯」2023年1~3月期 4~6月期 7~9月期 10~12月期

また、季節によっても電気代は変わります。例えば、夏は冷房を使うことが多くなるため、春よりも電気代は高額になりがちです。

冬はエアコンをはじめとする暖房器具の使用が多くなることに加え、日照時間が短くなり照明を使う時間も増えることから、年間で最も高額になる傾向にあります。

季節別の電気代平均(単身)
季節 春(4~6月) 夏(7~9月) 秋(10~12月) 冬(1~3月)
電気代平均 5,486円 5,842円 5,833円 9,340円

※出典:e-Stat 「家計調査 単身世帯」2023年1~3月期 4~6月期 7~9月期 10~12月期

電気とガスをセットで契約できる電力会社もあります。例えば中部電力ミライズなら、セット契約によって割引が適用されるだけでなく、支払いが楽になる、家計の見直しをしやすくなるなど、多くのメリットがあります。引越し時に契約するタイミングでのご検討がおすすめです。

中部電力ミライズ/料金プラン

02 引越し前に知っておきたい!
電気代が決まる仕組み

引越し前に知っておきたい!電気代が決まる仕組み 引越し前に知っておきたい!電気代が決まる仕組み

2.1. 電気代を構成する4つの要素

電気代は、ご紹介する4つの要素で成り立っています。それぞれについて解説します。

2.1.1 基本料金

基本料金は、使用量に関わらず毎月発生する料金です。基本料金の設定は各電力会社によって異なり、契約アンペア数(アンペア数が高いほど同時に使用できる最大の電力が大きくなります)が大きい程高くなる傾向にあります。

また、基本料金が0円に設定されているプランもあります。

2.1.2 電力量料金

電力量料金とは、電気を使った分だけ発生する料金のこと。いわゆるイメージしやすい「電気代」です。電力量料金は契約により決められた電力量料金単価に1ヶ月の総使用電力量をかけて計算することができます。

2.1.3 燃料費調整額

燃料費調整額とは毎月の原油や液化天然ガスなど燃料価格の変動に応じて電気代金を調整する金額のことです。燃料の原価が上がると、電力会社が電力を供給するためのコストが上がるため、利用料金も増額の調整を受ける傾向にあります。

近年は円安や戦争の影響で燃料価格が高騰しており、電気代値上げの大きな要因となっています。

2.1.4. 再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ賦課金)

再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ賦課金)とは太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギー(再エネ)の普及のために、全ての電気利用者に対して課される料金です。

再エネ賦課金の単価は年に1回、経済産業省が決定するため、条件は電力会社やプランによらず同一です。「再エネ賦課金×電気使用量」で計算され、毎月の電気料金に加算されます。

電気料金の算出方法について、さらに詳しく知りたい方は以下のリンクをチェックしてみてくださいね。

中部電力ミライズ/電気料金の計算方法

03 一人暮らしなのに電気代が高くなる理由とは?

一人暮らしの電気代平均や、特に地域の平均と比べてあなたの電気代が高い場合、なぜ電気代が高くなってしまっているのでしょうか。生活スタイルや電気・家電の使い方を振り返りながら確認していきましょう。

3.1. 電気の無駄遣いが癖になっている

普段の電気の使い方が、実は無駄遣いの原因になっているかもしれません。電気の無駄遣いはそのまま電気料金に反映され、電気代が高くなる原因になります。

例えば、

  • ・使っていない部屋の電気をつけっぱなしにする
  • ・見ていないテレビをつけっぱなしにする
  • ・冷蔵庫を長時間あけっぱなしにする
  • ・トイレの温水便座のフタを開けっぱなしにする

などが電気の無駄遣いとして挙げられます。

どれもついやってしまいがちですが、日々意識して無駄遣いを止めるだけでも電気代は節約できます。「使うときだけ使う」ことを徹底しましょう。

電気の無駄遣いは、「見える化」することで減らせる可能性が高くなります。中部電力ミライズが提供する家庭向けウェブサービス「カテエネ」では、電気・ガスの使用量や料金を月単位・1日単位で確認でき、電気代の節約に活かせます。

また、家電ごとの電気使用量の割合をチェックできますので、電気の無駄遣いを減らせます。ウェブサイトから簡単に会員登録できるので、上手に活用して電気代の節約に繋げましょう。

電気・ガス料金の見える化

3.2. 在宅時間が増えて電気を使う時間が多くなった

コロナ禍以降、在宅時間が増えた方も多いのではないでしょうか。

在宅時間が増えると、必然的に電気を使う量も多くなります。自宅で快適に過ごすためのアイテムやサービスも増えており、そうしたものに電力が必要になれば、さらに電気代は高くなってしまいます。

このような場合は、電気料金のプラン見直しが有効です。在宅時間が増える前までの電気料金プランだと、日中在宅時間が増えた場合に適していない場合があります。

例えば、中部電力ミライズの電気料金プランの場合、日中は仕事などで不在がちな方の場合は「スマートライフプラン」がおすすめになりますが、日中も在宅していて契約電流が10A~30Aの方であれば「ポイントプラン」がおすすめになります。

このように、電気を使う時間や使い方によっても電気料金プランが選択できるので、現在のプランが自分の生活スタイルに合っているかを一度確認してみましょう。

3.3. 消費電力が多い家電を使っている

消費電力の多い家電を使えば使うほど電気代は高くなります。

消費電力は、家電を動かすためにどのくらいの電力が必要かを「W(ワット)」で表しています。このW数が大きいと、消費電力も多くなります。よく使う家電のW数や、大体の電気代の目安がどれくらいかを知っておけば、より効率的に電気代を節約できます。

一人暮らしの生活によく使われる家電を例に、消費電力と電気代目安をいくつかご紹介しますので、どれくらい電気代がかかるのかの目安にしてください。

なお、消費電力は家電に「◯◯W」と記載されているか、消費電力が記載されたシールが貼られています。メーカーホームページの商品ページにも記載があるのが一般的です。

消費電力が多い家電の例
家電 消費電力目安 電気代目安(1時間あたり)
アイロン 1,400W 43.4円
電気ケトル 1,300W 40.3円
電子レンジ 1,400W 43.4円
ホットプレート 1,350W 41.8円
トースター 1,400W 43.4円
ドライヤー 1,200W 37.2円
IHクッキングヒーター 5,800W 179.8円
食器洗い機 1,165W 36.1円
浴室乾燥機 1,330W 41.2円
洗濯乾燥機 1,190W 36.8円
掃除機 720W 22.3円
エアコン(冷房) 1,370W 42.5円
エアコン(暖房) 1,200W 37.2円

(注)同じ家電でも、メーカーや型式の違いによって消費電力が異なります。

04 【家電別】一人暮らしで電気代を節約する方法

続いて、普段使っている家電の電気代を節約する方法や、引越しを機にこれから家電を購入する予定がある方におすすめの家電の選び方などをご紹介します。

4.1. IHクッキングヒーター

IHクッキングヒーターの電気代を節約するには、以下のような方法があります。

  • ・節電モードを使用する
  • ・余熱を活用する
  • ・IH専用の調理器具を使う
  • ・圧力鍋や無水鍋を使う
  • ・鍋底の水を拭きとる
  • ・フタを使う

IHクッキングヒーターは自炊をする一人暮らしの人ならよく使う家電かもしれません。賃貸物件の場合はもともとついている場合が多く、W数が小さいものなどを自分で選ぶことはできませんが、使い方の工夫をすることで電気代を節約できます。

電気代は使用時間および使用しているモードによって変わってきます。節電モードの活用や熱を逃がさないようにフタをする、余熱を活用するなど、できるだけ高温モードを使わないことが重要です。

また、専用器具や圧力鍋、無水鍋など調理器具選びでも使用する電力が抑えられるほか、なべ底の水をふき取るなど、余計な熱を使わないような工夫も大切です。

4.2. 電子レンジ

電子レンジの電気代を節約するには、以下のような方法があります。

  • ・解凍は事前に済ませる
  • ・食品の間隔を空ける
  • ・一度に多くの食品を温めない
  • ・温まりやすい位置に置く(ターンテーブルの場合は端)
  • ・こまめにお手入れをする

電子レンジの電気代は、食品を温めるのに必要な熱量が多いほど上がっていきます。そのため、少ない熱で食品をしっかりと温める、温まりやすい位置に置いて熱伝導率を高める工夫をすることが重要です。

また、内部の汚れも効率に影響しかねないため、こまめにお手入れをすることをおすすめします。

4.3. トースター

トースターの電気代を節約するには、以下のような方法があります。

  • ・人数に合わせたサイズを選ぶ
  • ・センサー機能がある製品を選ぶ
  • ・まとめて調理する
  • ・消費電力の少ない型に買い換える

トースターの電気代は、使う回数とトースターのサイズによって変わります。一人暮らしの場合は一人暮らし用の小さいサイズを使うことで1回の消費電力を抑えられます。

センサー機能がある製品も、効率的に熱伝導させることで節電に繋がります。可能な範囲でまとめて調理し、使用の回数自体を抑えるのも有効です。

4.4. ホットプレート

ホットプレートの電気代を節約するには、以下のような方法があります。

  • ・先に調理や解凍をしておく
  • ・まとめて調理する
  • ・温度調整をする
  • ・途中で電源を切らない
  • ・フタを使う

ホットプレートは長時間の使用はもちろんですが、設定温度が高いほど電気代が上がっていきます。そのため、なるべく少ない回数で、かつ可能な限り温度を抑えて調理することが重要です。フタを使って熱を逃がさないことも有効です。

また、ホットプレートが温まるまでには時間がかかるので、一度加熱を止めたい場合は「弱」などにして、温度を調整しましょう。

4.5. 食器洗い機

食器洗い機の電気代を節約するには、以下のような方法があります。

  • ・まとめて洗う
  • ・コースを使い分ける
  • ・乾燥機能の使用を控える

食器洗い機の節電をするには、なるべくまとめて食器を洗うことで、使用回数を抑えましょう。洗う食器や器具によってコースを使い分けるのも有効です。

また、乾燥機能は消費電力が大きいため、なるべく使わず自然乾燥や手拭きを活用するのも良いでしょう。

4.6. 電気ケトル

電気ケトルの電気代を節約するには、以下のような方法があります。

  • ・使う分だけ沸かす
  • ・沸かしたお湯はすぐに保温する
  • ・定期的にお手入れをする

電気ケトルは沸騰する際の電力消費量が大きいため、使う回数を極力抑えることが重要です。必要な時に必要な分だけを沸かす、沸かしたお湯は直ぐに保温するといった方法を取り、賢く使いましょう。

また、内部が汚れている場合もお湯を沸かすのに余計な電力を使う可能性があるため、こまめなお手入れも重要です。

4.7. 掃除機

掃除機の電気代を節約するには、以下のような方法があります。

  • ・掃除機以外も活用する(ほうきやハンディワイパーなど)
  • ・掃除機をこまめにお手入れする
  • ・強弱モードを使い分ける
  • ・使用時に電源のオンオフを繰り返さない

使用中の掃除機の電力を抑える方法としては、必要なところのみを「強」モード、それ以外は「弱」モードにするなどの工夫が有効です。

また、フィルターが詰まっているなど掃除機の吸引状態が悪いと必要以上の電力を消費するため、こまめなお手入れも重要です。

電力は電源をオンにする際に多く消費するため、一度電源を入れたら極力切らずに広範囲を掃除すると良いでしょう。掃除のすべてを掃除機に頼り切るのではなく、掃除機が苦手な箇所はほうきやハンディワイパーを使うと、経済的でありつつ家がきれいになります。

4.8. エアコン

エアコンの電気代を節約するには、以下のような方法があります。

  • ・自動運転を使う
  • ・風向きを調整する
  • ・温度を上げすぎ・下げすぎない
  • ・何度もオンオフをしない
  • ・フィルター掃除をこまめにする
  • ・室外機を掃除する
  • ・サーキュレーターや扇風機を併用する
  • ・窓の断熱をする

エアコンは夏や冬の生活に欠かせないアイテムです。一人暮らしの場合でも、上記の方法を実践すると電気代の節約に繋がります。

エアコンの電気使用量は、室内と設定温度の差が大きくなるほど多くなるため、設定温度を抑えられると良いでしょう。

また、サーキュレーターなどを使って、空気の流れを循環させて部屋全体の温度ムラをなくしたり、窓に断熱シートを貼ったり、遮光カーテンを使ったりするなどの工夫をしたりすることも重要です。それによって、エアコン効率が上がるため、温度を上げ下げしすぎたり、風量を強くしたりする必要もなくなるため、電気代の節約に繋がります。

また、室内機のフィルターの汚れや室外機が汚れていたり、室外機周辺に障害物があったりすると稼働効率が悪くなり、余分な電気代がかかるため、こまめに掃除することをおすすめします。

こちらのページでも家電ごとの省エネポイントを解説しています。 ぜひあわせてご覧ください。

カテエネがおうちタイムを応援

4.9. 浴室乾燥機

浴室乾燥機の電気代を節約するには、以下のような方法があります。

  • ・洗濯物をある程度干してから浴室乾燥機で乾燥させる
  • ・洗濯物の間隔をあける
  • ・浴室内の水分をふき取る

浴室乾燥機は効率的に洗濯物を乾かせる便利な機能ですが、乾かすための電気使用量が必要になればなるほど電気代が高くなります。

そのため、洗濯物をある程度干して乾かしてから乾燥させたり、洗濯物の間隔を空けたりなどの工夫をすると、節電に繋げられます。また、浴室内の水分をふき取ることも乾燥の効率化に効果があるでしょう。

4.10. 洗濯乾燥機

洗濯乾燥機の電気代を節約するには、以下のような方法があります。

  • ・洗濯物の量を減らす
  • ・脱水を十分におこなう
  • ・推奨される室温で使う
  • ・フィルター掃除をする
  • ・電気代が安い時間に使う(オール電化の場合)

洗濯乾燥機は、一度に乾燥させる量が多すぎたり、脱水を十分におこなわずに使用したりすると、生乾きになって再び乾燥し直さなければならなくなります。乾燥機の使用頻度が増えれば電気代もかさむため、一度自然乾燥させてから気になるものだけ乾燥機にかけると良いでしょう。

また、フィルターの掃除をこまめにしてきれいな状態を保つ、オール電化の場合は電気代が安い時間に使用すると効率良く乾燥でき、節電に繋がります。

4.11. ドライヤー

ドライヤーの電気代を節約するには、以下のような方法があります。

  • ・タオルドライを十分におこなう
  • ・タオルサンド法で乾かす
  • ・冷風・送風を上手に活用する

ドライヤーは消費電力が大きく、長時間使っていると電気代が高くなりがちです。そのため、あらかじめタオルで髪の水分をしっかりふき取っておき、少しでも使用時間を減らす工夫が重要となります。

また、冷風・送風は熱風よりも電気代が抑えられるうえに髪への負担も少ないため、活用できれば一石二鳥です。

4.12. アイロン

アイロンの電気代を節約するには、以下のような方法があります。

  • ・アイロンをかける順番を工夫する
  • ・まとめてアイロンをかける
  • ・霧吹きを使う
  • ・アイロン台はアルミコーティングの物を選ぶ
  • ・余熱を上手く利用する
  • ・シワになりにくい衣類を選ぶ
  • ・洗濯物のシワを伸ばして干す

アイロンの電気代は使用時間が長くなれば、その分電気代も上がります。そのため、薄手でアイロンをかけやすいものからかけるなど順番を工夫する、一度にまとめてアイロンをかけるなど、アイロンの使用時間を短くする方法が有効です。

また、霧吹きやアルミコーティングされたアイロン台を使うなど熱効率を高める方法や、衣類の素材選びや洗濯の干し方の工夫でできるだけ洗濯物のシワを減らすようにして、1着あたりのアイロンの使用時間を減らす方法などもおすすめです。

05 引越し前に確認しよう!一人暮らしで電気代を抑えるポイント

日々の生活の中で一人暮らしの電気代を抑えるポイントは、大きく4つあります。初めて一人暮らしや引越しをする方でもできる内容ですので、ぜひ試してみてください。

5.1. 家電の使い方を見直す

家電の使い方を少し見直すだけでも電気代は抑えられます。例えば、テレビや照明をつけっぱなしにするような無駄遣いを意識してやめてみましょう。

また、家電の待機電力をなくしたり、冷蔵庫を長く開ける習慣を見直したりなど、ちょっとした工夫をするだけで、長期的に見ると大きな節電効果に繋がります。

さらに、自炊のときに毎食作るのではなく、1回で数食分まとめて作るなどの工夫をすれば、電気代だけでなくガス代や水道代、そして時間の節約にもなります。

5.2. 省エネ家電(消費電力が少ない家電)に買い替える

省エネ家電への買い替えも、電気代を抑えるための効果的な方法です。買い替えにはお金がかかりますが、長期的に節約できることを考えると、早期に買い替えた方がトータルでメリットが大きくなります。

消費電力の大きいエアコン、冷蔵庫、洗濯機を買い替えた場合、年間数万円の節約になることもあります。

引越しは、家電を買い替える非常に良い機会です。古い家電はこの機会に断捨離し、省エネ性能が高いモデルへの買い替えを検討してみましょう。

また、同じ家電でも、消費電力が少ない商品であれば電気代もかかりにくくなります。例えば、1,000Wと1,200Wのドライヤーを比較すると、1時間あたりの電気代は6円ほど変わります。

ドライヤーや電子レンジ、電気ケトルのような家電のなかでも消費電力が大きい家電製品であっても、その中で消費電力が少ない商品を選ぶことで電気代を抑えることができます。引越しなどを機に買い替える場合は、消費電力も必ずチェックしましょう。

5.3. 電気料金の見える化

電気代の節約は家電の使い方や電気料金プランの見直し、買い替えなども有効ですが、自分がいつ、どれくらい電気を使っているのかを知ったうえで電気料金のプランを見直していけば、より効率的に電気代を節約できます。

カテエネで❝見える化❞できること カテエネで❝見える化❞できること

中部電力ミライズの家庭向けウェブサービス「カテエネ」に登録すると、毎月の電気代やガス代が見える化できるほか、電気代の節約に役立つさまざまな情報を知ることができます。

カテエネでできること

カテエネ」を使うと、電気やガスの使用量を昨年比較できたり、自分と似た家族構成の平均と比べたりでき、自分がどれくらい省エネできているかがわかります。

また、日々の使用状況などがグラフ化されるうえ、省エネアドバイスも確認できます。電気料金の見える化で、省エネの意識を高めて効率的に節約しましょう。

カテエネに新規登録するとカテエネポイント100Pプレゼント!新規利用登録時、もしくはカテエネ会員の方は、ログイン後登録情報変更手続きより登録いただけます。

電気のご使用開始手続きと同時にご利用登録される方

5.4. 電気料金プランの見直し

電気料金のプランは各社で複数用意されていることが多く、会社ごとにプラン内容は異なります。

例えば、一人暮らしで平日はオフィスに出社し、休日は外出が多い場合、基本料金が安いプランもしくは夜間の使用量が安くなるプランを選択すれば電気料金を安く抑えられる可能性が高いでしょう。

電気とガスをまとめることで、月々の使用料が安くなるプランを提供している電力会社もあります。例えば、中部電力ミライズの「電気・ガスのセットプラン」に申し込むと、ガス料金2%割引が適用されます。ウェブから簡単にお申込みできますので、引越しや生活スタイルが変わるタイミングで検討してみてはいかがでしょうか。

ガスとセットでおトク

06 一人暮らしで電気代節約の基本は「見える化」と「まとめる」

一人暮らしで電気代節約の基本は「見える化」と「まとめる」

電気代を効率良く節約する最大のポイントは、「見える化」することと「まとめる」ことです。

例えば中部電力ミライズでは、電気やガスをどれだけ使ったのかを「見える化」できます。使いすぎた日や家電がわかるため、節約意識が高まります。さらに、電気とガスをまとめることができれば、セット割引でお安くなることはもちろん、電気とガスの使用量と料金をまとめて可視化できます。

また、引越しの際には、電気・ガス・水道などの契約をはじめ、やらなくてはならない手続きがたくさん。すっかり後回しになってしまっていて、「今まさに焦っている方もいる」という方もいらっしゃるかもしれません。

そんなとき、中部電力ミライズの「引越しおまとめ便」なら、電気とガスのセット申込みをはじめ、引越しに必要な電気・ガス・水道・インターネット契約など、さまざまな手続きがウェブ上で簡単におこなえます。

さらに、中部電力ミライズが提供する家庭向けウェブサービス「カテエネ」は、節約をはじめ、暮らしにまつわるさまざまな情報も満載です。お気軽にご登録ください。

中部エリア引越しガイド カテエネ By 中部電力ミライズ
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