
あ、あつい…。
きょうはとびきり蒸し暑い日だニャ。
朝は涼しくて過ごしやすかったのに、正午を過ぎたら一気に暑くなってきた気がするニャ。
えっと、今の温度は…

室内温度は38.1℃!にゃるほど。どうりで暑いはずニャ。
エアコンをつけるのをガマンしてたけど…オイラ、もう限界だニャ!!!
\エアコン、ON!/

暑い~ 暑いニャ~
早く涼しくならないかニャ~。
ん?
そういえば、今は昼からエアコンをつけたけど、もしも涼しい朝のうちからつけておくと、早く涼しくなるってことかニャ?
それだと長い時間エアコンを動かすことになるから、たくさん電気を使うのかもしれないニャ!
でも、ちょっとの時間の差なら、あまり電気代は増えニャいかも…
いやいや、暑くなるまでガマンしすぎて熱中症にでもなったら大変ニャ!

なんだか、気になってきたニャ。
—翌日—
おはようございますニャ!
今日は涼しい朝のうちからエアコンをつけてみるニャ。設定はきのうと同じ「自動運転」…と。

朝から快適だニャ〜。
暑さをガマンしてた昨日の午前中と比べると、断然今日のほうが快適ニャ!
やっぱり朝から涼しいって良いニャ~…。

でもオイラは、やっぱり1時間でも長くエアコンを使っているほうが、たくさん電気を使っているんじゃないかと思うんだニャ。
だから暑くなるまで少しでもガマンしたほうが、電気代が節約できるんじゃないかニャ?
あっ!でも最近は1日中暑い日もあるよニャ~。
1日中エアコンをつけっぱなしにしたら電気代はどうなるんニャ…?
ニャーッ!
とっても気になるニャ!
博士さんたちにお願いして調べてもらうニャ。
ついでに冬の暖房のことも調べてもらうニャー!
1. エアコンの冷房は朝からつけたほうが電気代が安いのか実験してみたニャ!
博士さんたちから、実験結果が届いたニャ!
エアコンを9時から21時まで12時間運転する場合と、11時から21時まで10時間運転する場合の、電気使用量を比べてくれたらしいニャ!

ニャんと! 今回の研究結果では、12時間でも10時間でも電気使用量はほぼ同じ!
2時間も違うのに、ほぼ同じなんてびっくりニャ!
気になる電気代を1ヶ月あたりで計算してみると、
・9時から運転した場合が7,713円
・11時から運転した場合が7,657円
だったニャ。
11時から運転した場合のほうが、ほんのちょっとだけ電気代が安くニャるけれど、2時間早く運転を開始してもほぼ変わらニャい。
朝早くから運転しておけば、熱中症対策にもなるニャ!
博士さんたちによると、
エアコンは、つけはじめるときに特に大きなエネルギー(消費電力)がかかるニャ。
暑くなってから運転すると、冷やすのにもっと大きなエネルギーが必要になるから、気温などの条件によっては、こんな結果になることもあるんだニャ。
そして、なかなか気づかないのは、つけはじめの設定温度だニャ。
暑くなるまでガマンしてからエアコンをつけると、ついつい「早く涼しくしたい」と思って、設定温度を低くしてしまいがちニャ。
でも、それだと余計にエネルギーがかかってしまう。だから涼しい時間帯から28℃に設定する方が効率的ニャ!

※実験条件によって使用量が異なる場合があります。
※実際の消費電力(エネルギー)は、外気温や室温の設定、部屋の断熱性、エアコンの性能によっても異なります。
2. エアコンの冷房を1日中つけっぱなしにしたら電気代はいくらかかるの?
最近の日本の夏は猛暑日が多く、エアコンの冷房をつけっぱなしにする方も多いニャ。
みんにゃも、きっと電気代について気にしてるに違いニャいよね。
そこで…
エアコンを1日中つけっぱなしにすると電気代はどれくらいか調査してみたニャー!
・24時間:117.6円~1,776円(4.9円~74.0円×24時間)
・1ヶ月:3,528円~5万3,280円(117.6円~1,776円×30日)
・3ヶ月:1万584円~15万9,840円(3,528円~5万3,280円×3ヶ月)
※電気代目安は消費電力160W~2,390Wを元に算出
※電力料金目安単価31円/kWh(税込)(令和4年7月22日に改定)として計算
※参考:Panasonic「【エアコン】1時間あたりの電気代の目安」
電気代は「消費電力×時間または月」で計算できるから、みんにゃも我が家のエアコンで計算してみるニャ!
消費される電力は、外気温と室内温度の差によって幅があるニャ。
メーカーや製品によっても幅があるから、お使いのエアコンメーカーのウェブサイトなどで確認することをおすすめするニャ~。
3. ちょっと外出するとき、エアコンの暖房は電源OFFにするべき?それともつけっぱなしで大丈夫?
エアコンの暖房のつけっぱなしも気になるよニャ。
ふむふむ…博士さんたちによると
「最近のエアコンは省エネ化が進んでいるから、昔と比べて消費電力量も少なくなっているんだよ」とのこと…。
今回の実験に使ったエアコンは
・定格消費電力 1650W
・暖房能力 16畳程度(木造住宅の場合)
だニャ。
定格消費電力1650Wといっても
エアコンを使っている間、ず~っと1650Wの電力を使っているわけではないんだニャ。
エアコンは立ち上げのときに一番消費電力がかかるというのが、夏の冷房実験のときにもポイントだったニャ。これは暖房も同じこと。
今回の実験では、立ち上げ運転が終わったあと、安定して運転しているときの消費電力は400W前後だったニャ。
1時間の電気代に換算すると約11円ほど。

つまり、400Wくらいで、部屋の温度を一定にキープできるということだニャ!
400W前後というと、電気ストーブの弱運転と同じくらい。
とはいえ電気ストーブは一箇所を集中して暖めたいときに、
エアコンは部屋全体を暖めたいときにと用途によって使い分けるといいんだニャ!

博士さんたち、いろいろと調べてくれたニャ。
エアコンは立ち上げ運転に電力をたくさん消費してしまうという話は、さっき言った通りニャ。
ただ、室温がどれだけ冷えているかによって、立ち上げにかかる電力量は大きく変わってくるニャ。

冷え切った部屋の場合、立ち上げ運転に相当な電力が必要。
ただ室温20℃から暖房開始したケースを見てもわかるように、まだ部屋がそれほど冷えていなければ、立ち上げに必要な電力(グラフの赤色部分)も、少なくて済むんだニャ!
つまり、ちょっと外出するくらいなら、暖房をOFFにして出て帰ってきても、部屋がそんなに冷えていないから再稼働させても立ち上げ運転にそれほど電力がかからないということニャ。
でも、ちょっとってどれくらい…?
暖房の電源をOFFにしてから、どれくらい時間が経つと部屋が冷え切ってしまうのか
博士さんたちが調べてくれたニャ。

それで、出かけている間エアコン暖房をつけっぱなしにした場合と、帰ってきてから再起動した場合、結局どっちが省エネなの?

というわけで今回の実験結果では、「ちょっとだけ」でも長時間でも、外出時は暖房の電源をOFFにした方が省エネだということがわかったニャ!

帰ってきたときに部屋が寒いのが気になる場合は、帰宅予定時間の少し前にONになるようにタイマー運転をセットするのがおすすめ!
4. エアコンをつけっぱなしにするメリットはなにかニャ?
エアコンをつけっぱなしにした場合の消費電力や電気代を紹介したけれど、つけっぱなしにするとどんなメリットがあるかわかるかニャ?
ここでは3つのメリットを紹介するニャ。
暖房の場合はつけっぱなしにすることで消費電力がたくさんかかることがわかっているから、基本的には必要なときにつけるのがおすすめではあるニャ~。
4.1. 24時間快適に過ごせる
常に空調を管理しておけばその間は快適温度が続くから、家族全員が24時間快適に過ごすことができるニャ。
温度設定を「自動」にしておけば、いちいち温度を変えなくてもエアコンが部屋の温度に合わせて室温を調整してくれるから手間もかからないニャ。
4.2. つけ忘れ・消し忘れの心配がない
普段忙しく生活してると、お出かけをしてから「エアコン消したっけ?」と思ってしまう方は多いよニャ。
でも、エアコンをつけっぱなしにしておけば、そんな心配がなくなるニャ!
タイマー機能をうまく使って、外出した後に自動で電源がON・OFFするように設定するのも、つけ忘れや消し忘れに効果的ニャ。
外出先から帰った時も、「お部屋が冷えるまで暑くて不快!」「寒くって不快!」ということもなくなって、快適な環境を保つことができるニャ~。
4.3. 冷房の場合は立ち上がり時の電気代を節約できる
冷房の場合はつけっぱなしにすることで、エアコンが最も多くの電力を消費する立ち上がり時の電気代を抑えられるニャ。
通常、エアコンは運転を始める際に多くの電力を消費する。外気温とエアコンの設定温度との差が大きくなるのが理由のようだニャ。
だから、長時間エアコンの冷房を使用する場合には、つけっぱなしにしておくことが電気代の節約に繋がるニャ。
5. エアコンをつけっぱなしにするとデメリットはあるのかニャ?
でも、「つけっぱなしはやっぱり不安…」と感じる方も少なくないのではないかニャ?
エアコンを長時間使用すれば、その分部品の劣化が早まって、製品の寿命が縮む可能性があるらしいニャ…。
定期的にフィルターを掃除する、日常の手入れを欠かさないなど、なるべく長く良好な状態で使用できるように丁寧に扱うことが重要ニャ!
それから…
エアコンをほとんど使用しない状態と比較すると、つけっぱなしにすれば、やっぱり電気代がかかってしまうニャ。
でも、健康管理のためにエアコンを使って温度と湿度を調整することはとっても大切ニャ!
冬は寒い朝が多いし、つけっぱなしにして電気代を気にするよりは、起きる時間に合わせてタイマーをセットしておくのもいいかもしれないニャ。
季節に合わせて扇風機やカーテンを使ったり、室外機周りをきれいにしたりすることでエアコンの電気代を節約しながら快適に使える方法もあるから、みんなも試してみるといいニャ~。
6. エアコンの電気代を節約しながら快適に使う方法はあるかニャ?
そして、博士さんからもうひとつ!
エアコンの電気代を節約しながら快適に使う方法を解説するニャ。エアコンを上手に使いこなすための豆ちしきニャ!
6.1. 冷房編
まずは冷房編を紹介するニャ!
すぐにできることもあるから、読んだら試してみるといいニャ。
6.1.1. 冷房時に扇風機を一緒に使う
博士さんからのアドバイスによると、冷房時に扇風機を一緒に使うと、より「涼しく感じる」らしいニャ!

冷房が効いている涼しいお部屋に「風」をつくることで、より人の体を冷やしてくれる効果があるとのこと。にゃるほどニャ~。
今回の条件で風速が0.3m/s増えると、体感温度が1℃下がるらしいニャ。
さらに、扇風機には、冷たい空気をお部屋全体へ行き渡らせてくれる効果が期待でき、博士さんが「エアコンを入れるときは扇風機も一緒に回すといいよ!」と教えてくれたニャ!
にゃるほどにゃるほど。
さすが博士さんニャ!

風速とか体感温度とか、難しい言葉はよくわからないけど、たしかに冷たい風が吹くと気持ちいいニャ~。
6.1.2. 除湿と冷房を使い分ける
エアコンを効率的に使用するには、除湿と冷房を使い分けることが有効ニャ。
除湿機能は湿度を低下させることを優先として設計されているって、みんにゃは知ってるかニャ?
除湿には、「弱冷房除湿」と「再熱除湿」の2つの種類があって、弱冷房除湿はわずかに温度を下げながら湿気を取り除き、再熱除湿は温度を下げずに湿気を取り除くニャ。
一方、冷房は温度を下げることを一番に考えた機能なのニャ。
つまり、湿度を下げつつお部屋の温度も少し下げたい場合は弱冷房除湿、湿度のみを下げたい場合は再熱除湿、お部屋の温度そのものを下げたいときは冷房を使うのがおすすめニャ。
お部屋の状況によって使い分ければ、より快適な環境を保ちつつ電気代を節約できるニャ。
6.2. 冷房・暖房共通編
次に、冷房・暖房共通の電気代を節約しながら快適に使う方法も紹介するニャ!
6.2.1. 室外機の周りを片付けておく
室外機の周りを片付けておくことは、効果的な節電方法のひとつニャ。
エアコンの室外機は、効率的な冷房や暖房をおこなうために重要な役割を果たしているニャ。
室外機やその周辺を塞いでしまうと、通気が悪くなって冷房や暖房の効果が落ちてしまうニャ。だから、室外機の周りを清潔に保ってあげれば、快適な室内環境を維持できるニャ!
それだけじゃなく、清潔に保ち、遮光や通気を考慮した環境を整えれば、電気代の節約にも繋がるニャ。
みんにゃ!環境に配慮したエアコンの使用を心がけることが大切ニャ!
エアコンの掃除をすると電気代はどれくらい変わる?掃除のポイントや節電方法を解説
6.2.2. カーテンや断熱フィルムを使う
カーテンやすだれを使うと、室内の温度を調整しやすくなるニャ。
夏場は遮光カーテンを閉めて直射日光を遮り、冬場は厚手のカーテンで室内の熱を逃がさないようにすると効果的。すだれは直射日光を遮りながら外の明るさを取り入れることもできて便利ニャ。
さらに、窓に断熱フィルムを貼れば、直射日光を遮れるから、室内の温度を一定に保ちやすくなるニャ。窓ガラスの内側に貼ることで外気の影響を減らして、エアコンの効率を高めるニャ。
これらの方法を組み合わせることで、快適な室内環境を維持しながらエアコンの電気代を節約できるニャ~。
6.2.3. 電気料金プランを見直す
エアコンの使用方法を見直すだけでなく、現在契約中の電力会社や電気料金プランを見直すことでも電気代の節約に繋がる可能性があるニャ。
エアコンを長期間つけっぱなしにするご家庭なら、電力を多く使うプランに変更するなどが考えられるニャ。
それに、最近は電力の自由化によって多くの会社が電力小売事業に参入しているニャ。
電力会社ごとに異なる電気料金プランや割引、特典などが提供されているから、自分のライフスタイルに合わせて最適な電気料金プランを見つけることが必要ニャ。
7. まとめ
エアコンを1日中つけっぱなしにする場合のメリットは、24時間快適に過ごせたり、エアコンで一番電力を使う立ち上げ時の電気代を節約できたりすることニャ。
ただし、使い方によっては電気代が余計にかかったり、エアコンの寿命が短くなったりすることもあるから注意するニャ。
エアコンの使い方に合わせて電気料金プランを見直したり、いつでも室外機の周りをきれいに整理しておいたり…。夏は冷房と除湿を使い分けるのもいいニャ。
こんなふうに、いくつかの方法を組み合わせて使うことで電気代を節約しながら快適に過ごすこともできるから、試してみてほしいニャ!
読者のみんにゃ!
ここで紹介した内容を参考にして、早速エアコンの使用を工夫してみるニャ。


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