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コラム

公開日:2025.9.22

一人暮らしの平均的な水道代は?たくさん水を使う場所と節水のやり方5つを紹介

volume 03

一人暮らしの平均的な
水道代は?
たくさん水を使う
場所と
節水のやり方
5つを紹介

進学や就職をきっかけに親元を離れ、一人暮らしを始めて間もない方の中には、水道代の高さに驚いている方もいるのではないでしょうか。水道代を節約するには、こまめに水を止めるなど、日頃から節水を意識することが重要です。

この記事では、一人暮らしの水道代の平均額や、一人暮らしでも取り組みやすい節水方法を紹介します。水道代を抑えたい方はぜひご覧ください。

1 一人暮らしの水道代の平均はいくら?

総務省の家計調査によると、一人暮らし世帯の水道代の平均月額(過去3年間)は以下のとおりです。

水道代の平均
2022年 2,116円
2023年 2,239円
2024年 2,282円

このように、一人暮らしの水道代は1ヶ月あたり月2,100〜2,300円程度が平均的な水道代です。近年は、少しずつ上昇傾向にあることがわかります。

なお、水道代の計算方法や世帯人数による水道代の違いについては、以下の記事を参考にしてください。

カテエネ「我が家の水道代は平均よりも高い?人数・時期・地域別の平均水道代や節約方法を紹介」

※出典:e-Stat「家計調査 単身世帯」

2022年 2023年 2024年

1.1. 季節別の平均

総務省の家計調査によると、一人暮らし世帯における季節別の水道代の平均月額(過去3年間)は以下のとおりです。

1〜3月 4〜6月 7〜9月 10〜12月
2022年 2,234円 2,106円 2,101円 2,156円
2023年 2,163円 2,093円 2,122円 2,177円
2024年 2,216円 2,021円 2,250円 2,387円

過去3年のデータでは、1〜3月や10〜12月の寒い時期に水道代が高くなる傾向が見られます。

これは、気温の低下によりシャワーだけでなく、湯船にお湯をためる機会が増えることが一因と考えられます。

1.2. 地域別の平均

総務省の家計調査によると、一人暮らし世帯の地域別に見た水道代の平均月額(過去3年間)は以下のとおりです。

【東日本地域の一人暮らしの水道代平均】

北海道・東北地方 関東地方 北陸・東海地方
2022年 2,572円 1,980円 2,190円
2023年 2,603円 2,177円 2,348円
2024年 2,963円 2,202円 2,129円

【西日本地域の一人暮らしの水道代平均】

近畿地方 中国・四国地方 九州・沖縄地方
2022年 1,890円 2,256円 2,264円
2023年 2,085円 2,225円 2,201円
2024年 2,185円 2,416円 2,103円

過去3年のデータを見ると、北海道・東北地方の水道代の平均は、ほかの地域と比べて高い傾向にあります。特に2024年は約3,000円と突出しており、ほかのエリアとの差がさらに広がっていることがわかります。

こうした地域差が生まれるのは、水道料金が全国一律ではなく、居住地域の立地や人口密度によって異なるためです。

北海道や東北地方などの寒冷地では、水道の凍結を防ぐために排水管を深く埋める必要があり、そのぶん経費がかかります。また、人口密度が低い地域も多く、1人あたりのコストが増加することも水道料金が高くなる要因とされています。

※出典:e-Stat「家計調査 単身世帯」

2022年 2023年 2024年

※参考:盛岡市上下水道局公式ホームページ

水道料金のいろは   第5回 水道料金が地域ごとに違う理由は?

1.3. 年代別の平均

総務省の家計調査によると、一人暮らし世帯における年代別の水道代の平均月額(過去3年間)は以下のとおりです。

34歳以下 35〜59歳 60歳以上 65歳以上
2022年 1,488円 1,937円 2,450円 2,473円
2023年 1,774円 2,222円 2,431円 2,433円
2024年 1,754円 2,360円 2,451円 2,472円

いずれの調査年も、年代が上がるにつれて水道代の平均が高くなる傾向が見られます。特に60歳以上の年代は過去3年間すべてで月額2,400円以上と、高水準が続いています。

これは定年退職などにより自宅で過ごす時間が長くなり、水道の使用頻度が増えることが影響していると考えられます。

※出典:e-Stat「家計調査 単身世帯」

2022年 2023年 2024年

2 一人暮らしでたくさん水を使う場所は?

東京水道局が2021年に実施した調査によると、一般家庭における用途別の水の使用割合は以下のとおりです。

  • 風呂:43%
  • トイレ:20%
  • 洗濯:16%
  • 炊事:15%
  • 洗面・その他:6%

このように、お風呂が全体の約4割を占めており、使用量がもっとも多いことがわかります。そのため、お風呂での節水を心がけることで、大きな節水効果が期待できます。

お風呂に次いで水の使用量が多いのはトイレです。トイレは毎日複数回使うので、こちらも節水をおこなう意味合いが大きいでしょう。

また、シャワーと湯船に浸かるのでどちらがおトクになるかは、多くの方が気になるポイントです。シャワーと湯船にお湯をためる方法で、1回あたりにかかる水道代の目安は以下のとおりです。

使用方法 使用する水の量 水道代の目安
シャワー(10分) 120L(12L×10分) 28.8円(注)
湯船にお湯をためる 180L 43.2円(注)
  • (注)1Lあたりの単価を0.24円として計算しています。

上記のように、一人暮らしの場合はシャワーで済ませたほうが、水道代が安くなる可能性が高いです。ただし、シャワーを15分間使用した場合の水の使用量は約180Lとなるため、使用時間によっては湯船に浸かる場合と同等かそれ以上の水道代がかかることもあります。

※出典:東京都水道局

水の上手な使い方

3 一人暮らしでもできる節水のやり方7つ

水道管の老朽化にともなう施設更新などの理由で、水道代が値上がりした地域もあります。また、近年の物価上昇により生活費の負担が増していることから、節水によって水道代を抑える重要性が高まっています。

ここでは、一人暮らしでも簡単に実践できる節水方法を7つ紹介します。

3.1. こまめに水を止める

まず節水の基本は、こまめに水を止めることです。例えば、以下のような場面で水を使わないときには、意識して止めるようにしましょう。

  • シャワー
  • 手洗い・うがい
  • 洗顔
  • 歯磨き
  • 食器洗い

手洗いや洗顔では、ハンドソープや洗顔料を使っている間、水を出しっぱなしにせず一度止めるようにしましょう。うがいや歯磨きのときは、コップを使えば少ない水で口をすすげるため、無駄を減らせます。

食器洗いの際は、事前に洗い桶で水を張って食器を浸けておくと、汚れが浮いて短時間で洗いやすくなります。一人暮らしの方なら、一つの桶で十分に食器を浸せるでしょう。

また、食器をすすぐときだけ水を使うことで水の使用量が減り、節水効果が高まります。

3.2. 洗剤は泡立ちがいいタイプやすすぎ1回タイプを選ぶ

食器用洗剤や洗濯洗剤は、使用する商品を変えるだけで節水に繋がることがあります。

食器用洗剤は、泡立ちがよいタイプを選ぶと、食器に付着した油汚れを簡単に落としやすくなります。また、水で泡がすぐに流れるタイプであれば、すすぎで必要な水の量を減らす効果も期待できるでしょう。

洗濯用洗剤については、すすぎが1回で済む商品を使うのがおすすめです。例えば、2回のすすぎで120Lの水を使っていた場合は、1回で済む洗剤を使えば60Lの節水効果が見込めます。

※参考:日本石鹸洗剤工業会 (JSDA)

節電・節水に役立つ「1回すすぎ」の洗濯用洗剤

3.3. お風呂の水量を少なめに設定する

家庭で使用する水の中でも、お風呂は特に使用量の多い場所です。そのため、お風呂の水量を少なめに設定することは、効果的な節水方法の一つといえます。

一般的に、お風呂の水量は初期設定で200Lに設定されていることが多いですが、水位を少し下げても、体をしっかり温めるのに十分な深さを確保できます。特に一人暮らしの場合は、水量をある程度減らしても支障が出にくいでしょう。

無理のない範囲で水量を調整しながら、自分にとって快適な水位を見つけてみてください。

※出典:東京都水道局

水の上手な使い方

3.4. お風呂の残り湯を洗濯に使う

お風呂の残り湯をそのまま排水せずに洗濯に活用することで、節水に繋がります。特に、お風呂から上がった直後のお湯はまだ温かく、水よりも衣類の汚れを落としやすいというメリットもあります。

ただし、洗濯のすすぎ工程で残り湯を使ってしまうと、細菌が洗濯物に付着し、嫌な臭いの原因になる恐れがあるでしょう。そのため、残り湯は「洗い」のみで利用し、「すすぎ」には清潔な水道水を使うようにしてください。

3.5. 洗濯はまとめ洗いをする

洗濯物が出るたびに毎回洗濯している方もいるかもしれませんが、毎日洗うのは効率が悪く、あまりおすすめできません。

特に一人暮らしの場合は洗濯物の量が少ないため、まとめて洗うことで洗濯回数を減らせます。洗濯機の容量の8割以上を目安にまとめ洗いをすることで、節水だけでなく節電効果も期待できます。

3.6. トイレの水量を調整する

トイレのタンク内には「浮き球」という部品があり、水位を調節する役割を担っています。この浮き球の位置を変えることでタンク内の水量を減らすことができ、流れる水も少なくなるため、節水に繋がります。

浮き球で水量を調整する一般的な手順は以下のとおりです。

  1. マイナスドライバーで止水栓を閉める
  2. タンクのふたを外す
  3. 浮き球の根元のナットを緩める
  4. 浮き球を下に下げてナットで固定する
  5. 止水栓開けて水を流し、水位を確認する
  6. タンクのフタを閉める

トイレの機種によっては、調節ダイヤルで簡単に水位を変更できるタイプもあります。まずは取扱説明書を確認し、自宅のトイレに合った方法で水位を調整してみてください。

ただし、水量を減らし過ぎると水流が弱くなり、トイレ詰まりの原因になることがあります。節水を意識しながらも、適切な水量を保つよう注意しましょう。

3.7. 節水シャワーヘッドや節水コマを活用する

節水方法の一つに、シャワーや蛇口の水量を抑える節水グッズの活用があります。

シャワーの節水には、節水シャワーヘッドがおすすめです。水の出る穴を小さくして水圧を高めるしくみなので、通常よりも少ない水量で体を洗えます。さらに、手元にスイッチが付いたタイプなら水をこまめに止めやすいため、無駄な流水を防ぐ効果も期待できます。

洗面所やキッチンの節水には、水道局やホームセンターで入手できる節水コマが便利です。節水コマを蛇口内部に取り付けるだけで流水量が減り、蛇口の開き具合によっては最大50%の節水効果が見込めます。

一度取り付けるだけで節水効果が続くため、自然と水道代の節約に繋がるでしょう。

※参考:東京都水道局

水の上手な使い方

4 水道代とあわせて光熱費も節約しよう

総務省の家計調査によると、2024年の一人暮らしにおける水道光熱費の平均(月額)は以下のとおりです。

電気代 6,756円
ガス代 3,056円
ほかの光熱 721円
上下水道料 2,282円
合計 12,816円(注)
  • (注)小数点以下の処理により、内訳の合計と実際の合計額が異なります。

水道代は、水道光熱費の中では比較的安いですが、こまめに水を止める習慣をつけるだけで簡単に節水効果が期待でき、節約に繋がりやすいです。

さらに節約して生活にゆとりを持ちたい場合は、水道光熱費の中でも割合の大きい電気代を節約することも重要です。

中部電力ミライズが提供する家庭向けWEBサービスカテエネでは、中部電力ミライズで電気を契約している方であれば、電気・ガス料金や使用量を確認できます。過去の使用量をひと目で把握できるほか、同じような一人暮らしの方と省エネ度を比較することも可能です。

また、電気代を節約するには、自分のライフスタイルに合った電気プランを選ぶことが大切です。一人暮らしの方向けには、ポイントプランなど電力使用量が少ない方向けのプランがあります。

水道代だけでなく光熱費も節約したい方は、カテエネの利用や電気プランの見直しをご検討ください。

こちらもおすすめ

※出典:e-Stat

家計調査 単身世帯(2024年)

5 まとめ

一人暮らしの水道代は、2,000円台前半が目安です。平均よりも水道代が高くて悩んでいる方は、こまめに水を止めたり、お風呂の水量を減らしたりなど、実践しやすい節水方法を試してみましょう。

水道代に加えて電気代も節約したい方は、自分に合った電気プランを選ぶことが重要です。中部電力ミライズでは、ポイントプランスマートライフプランなど、一人暮らしの方に適したプランを提供しています。

また、中部電力ミライズが提供する家庭向けWEBサービスカテエネでは、「1ポイント=1円」として、100ポイント単位で電気料金のお支払いにご利用いただけるカテエネポイントがたまります。ぜひご活用ください。

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