シャリシャリとした食感で、甘さひきたつ富有柿

• お好みのかたさまで熟すのがおすすめ

  後藤さんに富有柿の美味しい食べ方をおうかがいしたところ、「それなら生食が一番！」と、もぎたての柿をむいてくださいました。シャリシャリした食感と、ほどよい甘さが口の中いっぱいに広がります。「やわらかめの食感がお好きな方は、完熟するのを待ってから食べるといいですよ」と後藤さん。

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  濃いオレンジ色で、ほどよく熟した食べごろの富有柿。

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  とげのあるおしりを上に向けると傷がつきにくくなります。

• • 後藤さんから伝授！

    選ぶときのポイント

    1. ①サイズが大きく、色が赤い（濃いオレンジ色）
    2. ②へたの緑がきれいで新鮮
    3. ③おしりがふっくらしている（甲が高い）

  • 上手な切り方

    柿のおしりにある十字の溝に沿って包丁で切ると、種を避けてスムーズに切ることができる

    

• アクセス&インフォメーション 富有柿の里いとぬき「富有柿センター」「柿展示園」

  富有柿の里いとぬき ： 岐阜県本巣市上保18-2　Tel:058-323-4511
  「富有柿センター」「柿展示園」: 岐阜県本巣市上保1-1-1　Tel:058-323-4511
  開館時間 9時～17時　休館日 毎週月曜（祝日の場合は翌日）、12月29日～翌年1月3日まで
  ■車でのアクセス
  名神「岐阜羽島IC」か「大垣IC」から約40分
  ■電車でのアクセス
  樽見鉄道樽見線「糸貫駅（大垣駅より約20分）」から徒歩約20分

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  特産品である富有柿を広く知ってほしいと、スタッフの皆さんのアイデアから生まれた「富有柿パフェ」（税込400円）。

• 富有柿とバニラのコラボレーション「富有柿パフェ」

  「富有柿の里いとぬき」から車で5分ほどの場所にある「道の駅 織部の里もとす」ファストフード店では、「富有柿パフェ」をいただくことができます。
  富有柿のペーストとバニラソフトクリームを組み合わせ、さらに富有柿のドライフルーツをトッピング。ペーストとドライフルーツという2種類の富有柿の食感を楽しめるオリジナルパフェです。今年8月1日（土）に販売をスタートし、11月末までの期間限定です。

柿を知りつくした農家さんが作る富有柿のおみやげ

富有柿を年中、味わってもらうために

1997年に設立された「フルーツ工房糸貫」は、糸貫柿振興会婦人部の皆さんが「旬の短い富有柿を年中食べてもらいたい」という思いから立ち上げた会社です。メンバーは現在5名で、傷があるものの品質に問題のない柿などを、年中食べられる商品に加工・製造し、道の駅などで販売しています。柿本来の甘さをいかした「富有柿ジャム（税込430円）」や「柿肉のタレ（税込380円）」などの人気商品を産み出しています。

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  フルーツ工房糸貫の代表である高橋恵子さん（左）。

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  贈答用としても人気が高い、フルーツ工房糸貫の「富有柿ジャム」のギフトセット（税込1,080円）。

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  富有柿ジャムとクリームチーズのカナッペ。おもてなしにもぴったりです。

• 富有柿は「おかず」にもなる万能食材

  「フルーツ工房糸貫」さんの取材におうかがいしたとき、テレビ番組の撮影用に富有柿を使った料理を調理されていました。
  テーブルに並んだ料理は、どれも富有柿本来の甘さと彩りをいかしながらも、ごはんやお酒に合うものばかり。柿の食材としての奥深さを実感しました。

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  柿の甘みとほくほくした食感が味わえる「柿と
  インゲンの豚巻きトンカツ」。

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  柿の彩りが映える「柿とモッツァレラチーズの
  カプレーゼ」。

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  柿料理の定番。昔から愛されている「柿の白和え」。

富有柿に詳しくなれる「柿展示園」と「古墳と柿の館」

オレンジ色に染まる柿展示園

「富有柿の里いとぬき」には、約80品種もの柿の木が植えられている「柿展示園」があり、園内を歩いて回りながら、日本だけでなく中国やアメリカなど世界のめずらしい柿を見ることができます。実のついた柿の木が楽しめるのは10月中旬～11月下旬まで。柿展示園の見学は無料です。

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• めずらしい柿1
  「夫婦柿（めおとがき）」日本原産

  1つの軸に2つ～3つ実がなる柿。通常は実をつけない雄花にも実がなる。

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• めずらしい柿2
  「信濃柿（しなのがき）」日本原産

  形がブドウのような柿。熟すと皮が薄くなり、食感もブドウに近くなる。別名は豆柿。

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• めずらしい柿3
  「ろうや柿（ろうやがき）」中国原産

  小さくて色の美しい柿。実が渋くて食べられないため、生け花や盆栽などの観賞用として使われる。

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• めずらしい柿4
  「黒柿（くろがき）」日本原産

  熟すと実が黒くなる柿。皮が硬いものの、甘くなるので人気が高い。

クイズに答えながら、富有柿を楽しく学ぶ

「柿展示園」の奥には「古墳と柿の館」もあります。すぐ近くの船来山（ふなきやま）から発掘された船来山古墳と、富有柿の歴史やルーツをテーマにした施設です。1階には古墳から発掘された土器などが並び、2階の「KAKI—スクエア」では、本巣市の歴史や富有柿栽培のあゆみについてクイズで楽しく学ぶことができます。

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  古墳と柿にふれあえる「古墳と柿の館」の入り口。

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  柿をモチーフにしたデザインがかわいらしい
  「KAKIースクエア」。

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  タッチパネル式で楽しく学ぶクイズコーナー。

• アクセス&インフォメーション 富有柿の里いとぬき「古墳と柿の館」

  Tel:058-323-9333　開館時間 9時～16時
  休館日 毎週月曜（祝日の場合は翌日）、12月29日～翌年1月3日まで
  入館料 大人300円　小中高生100円
  ■車でのアクセス
  名神「岐阜羽島IC」か「大垣IC」から約40分
  ■電車でのアクセス
  樽見鉄道樽見線「糸貫駅（大垣駅より約20分）」から徒歩約20分

毎年抽選になるほど大人気の収穫体験！

「富有柿の里いとぬき」内の「富有柿センター」では、毎年11月に柿の収穫体験をおこなっており、毎年応募が殺到する人気ぶりです。
体験で収穫した柿は、おみやげに持ち帰ることができます。

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  さまざまな品種の柿を収穫できる体験は、小さなお子さまも参加することができます。
  スタッフの方が品種の特徴を説明してくれるので、収穫を終える頃にはすっかり柿博士に。

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• 柿収穫体験

  2015年11月21日（土）　募集人数 40人（応募多数の場合は抽選）
  参加費 1人1,000円（昼食付）　応募しめきり 10月21日（水）
  詳しくは下記まで電話でお問い合わせください。

  アクセス&インフォメーション 富有柿の里いとぬき「富有柿センター」

  岐阜県本巣市上保1-1-1　Tel：058-323-4511
  休館日 毎週月曜（祝日の場合は翌日）、12月29日～翌年1月3日まで　開館時間 9時～17時
  ■車でのアクセス
  名神「岐阜羽島IC」か「大垣IC」から約40分
  ■電車でのアクセス
  樽見鉄道樽見線「糸貫駅（大垣駅より約20分）」から徒歩約20分