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電気をお得に使いたい!すぐに取り組める節電方法や太陽光発電の基礎知識を解説

最近、ニュースなどでよく聞く生活用品や燃料費高騰に伴う電気代の値上げ。家計への負担が気になりますよね。生活用品は割引やポイントなどを使って節約できますが、電気代の節約となると難しく感じる人もいるでしょう。そこで今回は、電気をお得に使うための方法やコツをわかりやすくご紹介します。

①電気をお得に使うにはどんな方法がある?

電気をお得に使うには、まず節電から取り組みましょう。ちょっとした工夫ですぐに節電に取り組むことができます。

取り組みやすい節電方法を考えてみよう

電気をたくさん使っている家電製品には、エアコンや冷蔵庫などがあります。

エアコンを使うときは、暖めすぎや冷やしすぎに注意し、フィルターは月に1〜2回掃除しましょう。エアコンの室外機の前にモノを置くと、冷暖房の効率が下がってしまう原因に。
室外機の吹き出し口の周りには何も置かないように気をつけましょう。

冷蔵庫に食品をぎゅうぎゅうに詰め込んでいると、冷やすための電気をより多く使ってしまいます。庫内はすっきりと整理し、開け閉めの時間はなるべく短くしましょう。

節電方法をもっと知りたいという人は、こちらの記事も合わせてご覧ください。
「カテエネ研究所:みんながやっている"省エネアクション"実際にはどれくらい省エネ・節約になっているの?」

電気をお得に使うには他にも方法がある!

電気料金が高騰する今、電力会社から電気を買うのではなく、太陽光発電や蓄電池を導入して自宅で電気をつくる方法が注目されています。

2022年12月には、東京都が新築住宅などに太陽光発電の設置を義務付ける新しい制度を決定しました。こうした制度は川崎市でも検討されています。電気代を安くする方法や非常時への備えとして、太陽光発電や蓄電池に注目する自治体が増えているのです。

②最近聞く太陽光発電や蓄電池ってどんなもの?

太陽光発電や蓄電池について、「メリットやデメリットは?」「本当に電気代を節約できるの?」と思っている人も多いでしょう。太陽光発電と蓄電池の基礎知識を、データをもとにわかりやすく解説します。

太陽光発電とは?「太陽光発電の基礎知識」

太陽光発電とは、太陽の光を利用して電気をつくり出す発電方法です。太陽光発電ではソーラーパネルを使って電気をつくります。

太陽光発電のメリットとは

住宅に太陽光発電を導入するメリットは、大きく分けて4つあります。

メリット①:電気代を節約できる

晴れた日の昼間は太陽光発電でつくった電気を使えるようになるので、電力会社から買う電気を減らすことができます。

メリット②:余った電気を売って収入を得られる

つくった電気を使いきれない場合は、余った電気を電力会社に売ることもできます。これによって、電気代の負担をさらに減らすことができます。

メリット③:非常用電源として使える

一般的な住宅用太陽光発電には、停電時に発電した電気を自宅で使えるようにする機能が備えられているので、非常時の電源として使うことができます。

メリット④:環境にやさしい暮らしができる

太陽光発電は自然のエネルギーを使って電気をつくるため、地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)が発生しません。

太陽光発電はどれくらい導入されている?

いくつものメリットがある太陽光発電ですが、実際の普及率はどれくらいなのでしょうか?
太陽光発電協会によると、2020年度末時点で太陽光発電を導入した戸建住宅は全国の戸建て住宅数の約10%とのことです。

出典:太陽光発電協会

戸建て住宅への普及率が約1割と聞くと「案外少ないのでは?」と感じますが、なぜ、太陽光発電の導入が思うように進んでいないのでしょうか?新築戸建住宅の購入を考えている人などに対して国が行ったアンケートでは、太陽光発電を導入しない理由として「導入費用が高いため」と答えた人がもっとも多くなっています。

出典:環境省

出典:環境省

その一方で、太陽光発電を導入したい理由でもっとも多いものが「発電した電気を自宅で使用することで電気料金を節約するため」でした。このアンケート結果から、太陽光発電を導入して電気代を安くしたいと思う反面、購入する際の初期費用がハードルになって導入を諦めている人が多いということがわかります。

そのため、最近では国や自治体が補助金を出したり、初期費用の不要な新しいサービスが登場したりしていて、初期費用を抑えて太陽光発電を導入することができるようになっています。

蓄電池とは?「蓄電池の基礎知識」

住宅用蓄電池とは、電気を貯めたり、必要なときに電気を取り出したりすることができる設備のことです。蓄電池に電気を貯める方法には、電力会社からの電気を貯める方法と、太陽光発電と組み合わせて発電した電気を貯める方法の2種類があります。太陽光発電には電気を貯めるはたらきがないため、蓄電池と一緒に使うことでより多くのメリットが生まれるのです。

蓄電池のメリットとは

蓄電池を太陽光発電と組み合わせるメリットは、大きく分けて2つあります。

メリット①:電気代をさらに節約できる

太陽光発電で昼間に発電した電気を蓄電池に貯め、夜間や雨天などに使うことで、電力会社から買う電気をさらに減らすことができます。

メリット②:停電しても電気を使い続けることができる

万が一停電しても、太陽光発電と蓄電池をうまく組み合わせれば、夜間や雨天でも自宅で電気を使い続けることができるようになります。

蓄電池はどれくらい導入されている?

蓄電池を導入する住宅は増えていて、日本電機工業会によると、この10年間あまりで導入されたのは約69.3万台。約80軒に1軒が蓄電池を導入していることになります。

出典:日本電機工業会

とはいえ、太陽光発電の導入台数と比べるとまだ少ない状況です。その理由は、太陽光発電と同じく蓄電池の初期費用が高いためで、徐々に価格が下がってはきているものの、依然として高額であることに変わりありません。

そのため、蓄電池にも国や自治体が補助金を出したり、民間企業が初期費用のいらないサービスやリースを始めたりして導入を後押ししています。

③中部電力ミライズの太陽光発電・蓄電池は初期費用が不要!

中部電力ミライズにも、太陽光発電や蓄電池の導入費用を抑えるためのサービスが登場しています。初期費用0円や月額料金0円で気軽に太陽光発電や蓄電池を導入できる「カテエネリース」「カテエネソーラー」です。これらのサービスにはどのようなメリットがあるのか、ご紹介します。

太陽光発電や蓄電池等をリースで利用できる「カテエネリース」

すでに戸建住宅にお住まいで、太陽光発電、蓄電池などの導入を考えている人におすすめ。

おすすめポイント①

機器を購入しなくても、毎月定額のリース料金を支払うだけで利用できる。

おすすめポイント②

高効率給湯機エコキュート、IHクッキングヒーター、V2H機器などの住宅設備もリースできる。

「カテエネリース」の特徴① 初期費用0円

初期費用ゼロで始められるので、まとまった資金を準備しなくても太陽光発電や蓄電池などを導入できます。

「カテエネリース」の特徴② 故障時は無償で修理

普段通り使っていて故障した場合や、火災、落雷、風災、盗難、外部からモノが落下・飛来した場合は、原則無料で修理ができます。

「カテエネリース」の特徴③ 契約満了後は無償で譲渡

10年もしくは15年の契約期間満了後は機器が無償で譲渡され、引き続き利用することができます。

中部電力ミライズの「カテエネリース」についてもっと詳しく知りたいという人は、こちらのリンクをチェックしてみてください。
詳しくはこちら

「カテエネソーラー」とは?

新築・既築住宅へ太陽光発電の導入を検討している人にぴったり。自分で設置した太陽光発電で発電する電気10年間分を一括で中部電力ミライズが買い取り、入居前までにその対価(発電買取金)を一括で支払うサービスです。この発電買取金を太陽光発電の購入費用に充てることで初期費用を抑えることができます。

「カテエネソーラー」はライフプランに合わせて、2種類の料金プランから選ぶことができます。

①定額プラン

初期費用を大きく抑えたい人に最適。毎月の利用料金は発生しますが、そのぶん発電買取金が増え、初期費用を大きく削減できます。

②ランニングフリープラン

毎月の利用料金が0円で、入居後の月々の支払いを抑えたい人に最適。「定額プラン」に比べて、発電買取金が少なく初期費用の削減額は小さくなりますが、そのぶん毎月の支払額を抑えることができます。

「カテエネソーラー」について、詳しくはこちらのリンクをご確認ください。
詳しくはこちら

「カテエネリース」と「カテエネソーラー」の対象者・加入条件など

「カテエネリース」を利用できるのは、中部エリア内の戸建住宅にすでにお住まいの人です。リフォームで太陽光発電を導入しようと考えている人にもおすすめです。リースのため、お申込み時点で本人が満18〜65歳未満であることなどの条件があります。

「カテエネソーラー」の対象となるのは、中部エリア・関東エリアで新築および既築の戸建住宅に太陽光発電の設置を検討している人です。契約期間は10年間で、太陽光発電などの出力が3〜10kW、お申込み時点で本人が満18〜60歳未満であることなどの条件があります。

太陽光発電や蓄電池は電気代をお得にするだけでなく、非常時の電源としても役立ち、環境にやさしいというメリットもあります。初期費用の高さから導入を迷っている人も「カテエネリース」「カテエネソーラー」なら初期費用を抑えて利用できます。こうした便利なサービスを使って、お得でスマートなライフスタイルを実現してみてください。

山下幸恵(office SOTO)

大手電力グループを経て、新電力でデマンドレスポンスやエネルギーソリューションに従事。自治体、大手商社と協力して地域新電力を立ち上げ。
2019年より独立してoffice SOTOを創業。エネルギーに関する国内外のトピックスについて複数のメディアで執筆するほか、電力ビジネスや省エネに関するセミナーも行う。自治体向け電力調達のコンサルティングや企業のテクニカル・デューデリジェンスなども実施。