電気も!ガスも!基本料金6か月半額キャンペーン

コラム

公開日:2026.3.2

太陽光発電パネルの種類とは?素材別・メーカー別の特徴や選び方をわかりやすく解説

volume 17

太陽光発電パネルの
種類とは?
素材別・メーカー別の
特徴や選び方を
わかりやすく解説

太陽光発電システムを導入する際に多くの方が気になるのが、「太陽光パネルにはどんな種類があるのか」という点です。種類ごとに発電効率や耐久性など性能が異なるため、それぞれの特徴を理解しておくことが大切です。

この記事では、太陽光パネルの種類やメーカーによる違いについて解説します。また、太陽光パネルの選び方も紹介しているので、太陽光発電システムの導入を検討している方はぜひ参考にしてください。

1 太陽光発電のパネルとは?

太陽光発電のパネルとは、太陽の光エネルギーを利用して電気を生み出す装置のことです。一般的には「太陽光パネル」や「ソーラーパネル」、「太陽電池モジュール」などと呼ばれています。

太陽光パネルは、「n型半導体」と「p型半導体」という2種類の半導体を組み合わせています。太陽光がパネルに当たると「正孔(プラスの電気を帯びた粒子)」がp型半導体へ、「電子(マイナスの電気を帯びた粒子)」がn型半導体に集まり、電気が発生する仕組みです。

太陽光発電は、発電時に二酸化炭素を排出しないため、環境への負荷が少ない発電方法として注目されています。

太陽光発電について詳しく知りたい方は、以下の記事で太陽光発電の仕組みやメリット・デメリットを紹介しているので、あわせてご覧ください。

関連記事:
太陽光発電とは?仕組みとメリット・デメリット、導入方法をわかりやすく解説
太陽光発電システムのメリット・デメリットと導入前に知っておきたいポイントをわかりやすく解説
太陽光発電の仕組みをわかりやすく図解!家庭での導入ポイントも紹介

太陽光発電を中部電力ミライズに相談してみませんか?

2 太陽光パネルの種類

太陽光パネルは、大きく分けて「単接合型」と「タンデム型」の2種類があります。単接合型は1枚の半導体で構成される太陽光パネルです。一方タンデム型は、異なる波長の光を吸収する半導体を複数重ねた構造で、電気の変換効率が高いのが特徴です。

ここでは、一般的に普及している単接合型の太陽光パネルについて解説します。単接合型は「シリコン系」「化合物系」「有機系」の3つに大別されるため、種類ごとの特徴やメリット・デメリットを見ていきましょう。

シリコン系 単結晶シリコン
多結晶シリコン
アモルファスシリコン
ヘテロ接合型
化合物系 III-V族
CIS系
CdTe系
量子ドット系
有機系 色素増感
量子ドット系
有機薄膜
ペロブスカイト型

2.1. シリコン系

シリコン系は、原材料にシリコンを用いた太陽光パネルです。現在世界で運用されている太陽光パネルのうち、約95%のシェアを占めています。

2.1.1. 単結晶シリコン

単結晶シリコンは、太陽光パネルの中でもっとも古くから使われているタイプです。

シリコン原子が規則正しく並んでいるため、電気の変換効率が高いのが特徴です。耐久性にも優れており、屋外での長期使用に向いています。ただし、製造コストが高く、その分導入費用が高額になりやすいという課題があります。

2.1.2. 多結晶シリコン

多結晶シリコンは、もっとも普及している太陽光パネルです。

単結晶シリコンのように大きな単体の結晶ではなく、異なる方向を向いた小さな結晶を組み合わせて作られています。電気の変換効率は単結晶に劣りますが、製造コストを抑えられるメリットがあります。

2.1.3. アモルファスシリコン

アモルファスシリコンは、1マイクロメートル以下の薄いシリコン膜を使用した太陽光パネルです。

結晶シリコン(単結晶シリコン、多結晶シリコン)と比べてシリコンの使用量が少なく、製造工程が容易なため、製造コストを抑えられます。シリコン系の太陽光パネルの中では電気の変換効率が低いですが、高温下でも変換効率が落ちにくいという特徴があります。

2.1.4. ヘテロ接合型

ヘテロ接合型は、結晶シリコンとアモルファスシリコンを組み合わせた太陽光パネルです。

2つのシリコンを組み合わせることで、接合部の破損を抑えつつ電気がスムーズに流れるため、変換効率が高くなります。また、アモルファスシリコンの特性によって、高温でも変換効率が低下しにくいメリットもあります。

一方で、複数の素材を組み合わせているため製造工程が複雑になり、コストが高くなる点が課題です。

2.2. 化合物系

化合物系は、複数の元素を組み合わせて作られた化合物を材料とする太陽光パネルです。世界で運用されている太陽光パネルのうち約5%のシェアがあります。

2.2.1. III-V族

III-V族は、III族元素(ガリウムGa、インジウムIn、アルミニウムAlなど)とV族元素(リンP、ヒ素Asなど)を組み合わせた化合物半導体を利用した太陽光パネルです。

集光した場合に変換効率が40%以上を記録するほど高性能であり、主に宇宙で使用されています。製造コストが高額な点が課題ですが、地上でも直射日光の多い地域や電気自動車向けの活用が検討されています。

2.2.2. CIS系

CIS系は、銅(Cu)・インジウム(In)・セレン(Se)を主原料とする太陽光パネルです。原料にガリウム(Ga)を加えたものは、CIGS系と呼ばれます。

CIS系は、厚みを2〜3マイクロメートル程度に抑えられるため、設計の自由度が高く、大型のものを製造しやすいのが特徴です。変換効率の低さが欠点ですが、効率的に発電可能な製品が開発されるなど、研究が進んでいます。

2.2.3. CdTe系

CdTe系は、テルル化カドミウム(CdTe)を原料とする太陽光パネルです。

低コストで製造できることから、欧米の大規模発電所で広く導入されています。毒性のあるカドミウム(Cd)と異なり、テルル化カドミウム(CdTe)は化学的に安定しているといわれています。しかし、日本ではカドミウム(Cd)に対する抵抗感が強いため、普及していません。

2.2.4. 量子ドット系

量子ドット系は、量子効果を活用して性能を向上させた太陽光パネルです。量子ドットとは、直径2〜10ナノメートルほどの半導体の微粒子を指します。

量子ドット系は、使用する原料によって「化合物系」と「有機系」に分類されます。化合物系では、セレン化カドミウム(CdSe)やリン化インジウム(InP)などが代表的な原材料です。

量子ドット系は、紫外光から近赤外光まで幅広い波長の光を吸収できるため、従来の太陽光パネルを超える高い変換効率の実現が期待されています。ただし、加工技術が要求されるので、製造コストの高さが課題となっています。

2.3. 有機系

有機系は、炭素を含めた有機物を主成分とする太陽光パネルです。現在はまだ発展途上で、シェア率はほとんどありません。

2.3.1. 色素増感

色素増感は、色素が光を吸収して電気に変換する仕組みを活用した太陽光パネルです。

製造が比較的簡単で、色素を変えることでカラフルな製品を作れるのが特徴です。色素の種類を工夫すれば、蛍光灯の光でも効率よく発電できます。一方で、ほかの太陽光パネルと比べて耐久性や変換効率に課題があります。

2.3.2. 量子ドット系

量子ドット系の太陽光パネルには、カーボン量子ドットやグラフェン量子ドットなど、炭素系量子ドットを用いたタイプもあります。炭素を原料とするため、化合物系の量子ドットよりも安全性に優れているのが特徴です。

2.3.3. 有機薄膜

有機薄膜は、n型とp型の半導体を混ぜ合わせた液で電極を形成する太陽光パネルです。

材料の使用量が少なく、製造方法もシンプルなため、低コスト化が期待されています。また、さまざまな色や形のデザインに対応でき、半透明の製品を製造することも可能です。ただし、耐久性の低さが課題で、現在は屋内向け製品の生産が進められています。

2.3.4. ペロブスカイト型

ペロブスカイト型は、ペロブスカイトという結晶構造の材料を用いた太陽光パネルです。日本で開発され、国内だけでなく世界中で製品化が進められており、次世代の太陽光パネルとして注目を集めています。

ペロブスカイト型の原料であるヨウ素は、日本の生産量が世界第2位であり、国内で安定的に調達することが可能です。また、ペロブスカイト型はフィルムなどに材料を塗布・印刷して製造できるため、製造工程を簡素化しやすく、大量生産による低コスト化が見込まれています。

さらに、軽量で折り曲げに強い点も大きな特徴です。従来の太陽光パネルでは設置が難しい建物の壁面や耐荷重の小さな屋根、小型の電気機器にも設置できます。日本は平地面積あたりの太陽光発電システムの導入量が主要国でもっとも多いため、設置スペースの問題を解決する手段として期待されています。

一方で、寿命が短く耐久性に問題があり、広範囲への設置は難しい点が現状の課題です。

3 種類が同じ太陽光パネルでもメーカーでの違いはある?

同じ種類の太陽光パネルでも、メーカーによって性能は異なります。例えば、「モジュール変換効率」は太陽光エネルギーを電気エネルギーに変換する効率を示す数値ですが、製品ごとに変換効率は違います。

また、同じメーカーでも異なる性能の太陽光パネルが複数存在することがあります。そのため、性能を比較しながら、よく吟味することが大切です。

太陽光パネルは長期的に使用する設備のため、信頼性の高いメーカーを選ぶことも重要です。信頼できるメーカーを見極めるには、以下のポイントを確認する必要があります。

  • 日本市場での販売実績や歴史
  • サポート体制の充実度
  • 保証内容や保証期間

メーカーの公式サイトでは、太陽光パネルの販売実績や研究・開発の取り組みが紹介されていることがあります。太陽光パネルの製造に長く携わり、実績が豊富なメーカーほど信頼性は高いといえるでしょう。

また、サポート体制や保証内容の確認も欠かせません。メールやチャットなどで気軽に相談可能で、故障時の修理保証があるメーカーであれば、設備のトラブルが起こった際も安心です。

4 太陽光システムの選び方

太陽光パネルを選ぶということは、太陽光発電システムの導入方法を決めることでもあります。太陽光発電システムを導入する際には、主に以下の5つを確認・検討しましょう。

  • 太陽光パネルの種類
  • 太陽光パネルのシステム容量
  • 設置環境
  • メーカーの信頼性や将来性
  • 初期費用や修理・交換費用

まず、太陽光発電システムを導入する際は、自家消費を重視するのか、売電収入を期待するのかという運用の目的を明確にしましょう。例えば、自家消費を重視する場合は、ご家庭の消費電力に見合ったシステム容量の太陽光パネルを設置することで、導入コストを抑えながら効率的に電気を活用できます。

次に、設置場所である屋根の形状や面積、材質、耐荷重、日当たりなどを確認する必要があります。屋根の角度や日当たりで発電量は変わり、材質や耐荷重によっては希望のパネルを設置できない場合もあるため、施工業者による現地調査は欠かせません。

また、太陽光発電システムを長く安心して使うためには、信頼性や将来性のあるメーカー選びが重要です。実績豊富で安定した経営基盤を持っており、長期保証やアフターサポートが充実しているメーカーを選ぶと安心です。

太陽光発電システムの導入にはまとまった費用がかかります。初期費用だけでなく、将来的な修理・交換費用も含めて予算を考えておきましょう。

このように、太陽光パネルを設置する際には検討すべき項目が多く、負担を感じる方も少なくありません。

太陽光パネル選びでお悩みの場合は、中部電力ミライズの「カテエネリース」をご利用ください。太陽光発電に関する知識が豊富なスタッフが現地調査をおこない、ご自宅に最適な太陽光パネルをご提案します。

初期費用0円で太陽光発電システムを導入できるため、経済的な負担も軽減できます。無料でご相談を受け付けているので、お気軽にお問い合わせください。

カテエネリース

太陽光発電を中部電力ミライズに相談してみませんか?

5 まとめ

太陽光パネルは、同じ種類でもメーカーや製品によって性能が異なります。高性能な太陽光パネルを選びたいものの、コストを理由に導入を諦めている方もいることでしょう。

初期費用を抑えて太陽光発電システムを導入したい方には、リースサービスがおすすめです。

中部電力ミライズの「カテエネリース」では、太陽光発電システムを初期費用0円で導入でき、毎月のリース料だけで発電した電気を使用できます。リース期間中は4年ごとに定期点検を無料で受けられる(注)ため、長期的に安心してご利用いただけます。

太陽光発電システムの導入を検討している方は、ぜひ「カテエネリース」をご活用ください。

  • (注)定期点検は1年目、5年目、9年目、13年⽬(15年契約の場合)に実施します。

太陽光発電を
中部電力ミライズに
相談してみませんか?

はじめよう太陽光のある暮らし

屋根の上じかん

こちらもおすすめ

  • 太陽光発電のメリットをご紹介!

    太陽光発電のメリットをご紹介!

  • 気になるお金の疑問はここで解決!

    気になるお金の疑問はここで解決!

ソーラーカーポートとは?太陽光発電搭載型・一体型などの種類、導入メリットや流れを解説

前のコラム

ソーラーカーポートとは?太陽光発電搭載型・一体型などの種類、導入メリットや流れを解説

エコキュートが故障した!修理に出す?それとも交換?判断基準や修理費用、主な依頼先を徹底解説

次のコラム

エコキュートが故障した!修理に出す?それとも交換?判断基準や修理費用、主な依頼先を徹底解説

あなたの契約
まってるニャ

新規ご加入のお客さま

引越し
開始手続き

他社からの
切替え