電気も!ガスも!基本料金6か月半額キャンペーン

コラム

公開日:2026.3.17

卒FITとは?買取価格への影響や卒FIT後4つの対策をわかりやすく解説

volume 22

卒FITとは?
買取価格への
影響や卒FIT後
4つの対策を
わかりやすく解説

卒FITとは、FIT制度の適用期間が終了したことを指します。卒FITを迎えると、太陽光発電システムで発電した電気の買取価格は一般的に下がるため、卒FIT後を見据えて早めに対策を考えておくことが重要です。

この記事では、卒FITの概要や卒FIT後の対策を解説します。太陽光発電システムの導入を検討している方や、卒FITを間近に控えている方はぜひ参考にしてください。

1 卒FITとは?

太陽光発電システムで発電した電気は、FIT(固定価格買取)制度に基づき、一定期間は固定価格で電力会社に売電できます。

住宅用太陽光発電システム(10kW未満)の場合、FIT制度の固定価格での買取期間は10年間(注)と定められています。卒FITとは、10年経過してFIT制度の買取期間が終了した状態のことです。

例えば、2016年度にFIT制度に認定された設備は、2025年度に固定価格での買取が終了し、2026年度に卒FITを迎えます。買取期間が満了する4〜6ヶ月前を目安に、売電契約を結んでいる電力会社から満了時期に関する通知が届くのが一般的です。通知が届いたら、卒FIT後の対策を本格的に検討し始める必要があります。

FIT制度について詳しく知りたい方は、以下の記事でFIT制度の仕組みや利用方法を紹介しているので、あわせてご覧ください。

関連記事:
FIT制度とは?基本の仕組みやFIP制度との違い、利用方法や今後どうなるのかを解説
中部電力ミライズの蓄電池

  • (注)2025年度認定分は、9月までは10年間一律15円/kWh、10月以降は初期投資支援スキームが導入され、4年間24円/kWh、5年目~10年目8.3円/kWhとなります。

2 卒FITによる買取価格への影響

FIT期間中は、国が定めた固定価格での売電が保証されていましたが、卒FITを迎えると契約は自由契約へ移行します。自由契約での1kWhあたりの買取価格は、電力会社や契約プランごとの設定となり、FIT期間中と比べて大幅に下がるのが一般的です。

FIT制度の買取価格は、制度開始当初から現在まで年々低く推移しています。この動向から、卒FIT後の買取単価に関しても、今後急激に上昇する可能性は低いと予想されます。

卒FIT後の買取価格の低下は売電収入の減少を意味するため、家計の収支に影響を及ぼす重要な変化といえるでしょう。

3 卒FIT後はどうするべき?4つの対策をチェック

卒FITを迎えると、FIT期間中よりも電気の買取価格が下がるため、今後の対応策を考えておく必要があります。ここでは、卒FIT後にとれる4つの対策を紹介します。ご自身の状況に合わせて、最適な方法を選びましょう。

3.1. 売電先を変える

太陽光発電システムが卒FITを迎えた際には、現在契約中売電プランを見直し、別のプランへ切り替える選択肢があります。複数の売電プランを比較検討することで、より高い買取価格のプランが見つかる可能性があり、売電収入の増加が期待できます。

ただし、基本的にFIT期間中よりも買取価格は下がるため、必ずしも希望通りの売電収入が得られるとは限りません。

各社のプランを比較する際は、以下のポイントを確認しましょう。

  • 1kWhあたりの買取価格
  • 基本料金
  • 電力量料金

電気の購入先と売電先を別会社で契約できる場合もありますが、手続きをシンプルにするため、同じ電力会社でまとめるケースが一般的です。そのため、買取価格だけでなく、電気を購入する際の料金体系も含めて総合的に判断する必要があります。

中部電力ミライズでは、卒FITを迎える方を対象に「新たなデンキ買い取りサービス」として複数の売電プランを提供しています。

例えば「再エネスマートプラン」は、余った電気を自家消費したものとみなし、使用時間帯に応じて電気の価値(割引額)が7〜12円/kWhの範囲で変動する点が特徴です。この割引額が翌月の電気料金から差し引かれるため、電気料金の節約に繋がります。

卒FIT後に売電先の変更を検討している方は、ぜひご検討ください。

太陽光発電を中部電力ミライズに相談してみませんか?

3.2. 蓄電池を導入する

卒FIT後に電気の買取価格が下がる問題への対策として、蓄電池を導入する方法があります。蓄電池には、太陽光発電システムで発電した電気をためる機能があり、夜間にもその電気を使えるため、自家消費量を増やすことが可能です。

自家消費が増えれば、電力会社から購入する電気を減らせるため、電気料金の節約に直結します。また、蓄電池は災害対策としても有効であり、あらかじめ電気をためておくことで、地震や台風などによって停電が発生した際にも非常用電源として活用できます。

蓄電池の導入にはコストがかかりますが、国や自治体の補助金制度を利用できる場合があるため、初期費用の負担を抑えることは可能です。

蓄電池について詳しく知りたい方は、以下の記事で蓄電池のメリット・デメリット、値段相場、補助金制度を紹介しているので、あわせてご覧ください。

関連記事:
家庭用蓄電池とは?メリット・デメリットや種類、選び方を解説
家庭用蓄電池の値段相場はいくら?容量別の目安と導入費用を抑えるコツを解説【2025年版】
【2025年】太陽光蓄電池の補助金を活用しよう!制度概要と申請手順を解説

3.3. 電気自動車(EV)とV2Hを導入する

卒FIT後に電気の自家消費を増やす方法として、電気自動車(EV)とV2H(Vehicle to Home)機器の活用が注目されています。

V2Hとは、電気自動車のバッテリーにためた電力を家庭で使えるようにするシステムです。電気自動車のバッテリーは、一般的な家庭用蓄電池よりも大容量であるため、より多くの電力を非常用電源として確保できます。

また、V2Hには電気自動車の充電機能が備わっており、太陽光発電システムで発電した電気を使って車を充電することも可能です。電気自動車とV2Hを導入することで、電気料金と車の走行コストの両方を節約する効果が期待できます。

V2Hについて理解を深めたい方は、以下の記事で仕組みやメリット・デメリットを紹介しているので、ぜひあわせてご覧ください。

関連記事:
V2Hとは?仕組みとメリット・デメリット、選び方をわかりやすく解説

太陽光発電を中部電力ミライズに相談してみませんか?

3.4. そのまま契約を継続する

卒FITを迎えても、FIT期間中に契約していた電力会社に対して、引き続き売電することは可能です。

多くの電力会社では、卒FITを迎えると自動的に新しい買取プランに切り替わるため、契約手続きの手間がかかりません。しかし、自動的に切り替わるプランでは、買取価格が10円/kWh以下に下がってしまうケースがほとんどです。

そのため、家計の収支を最適化するという観点では、売電プランの見直しや蓄電池の導入なども選択肢に入れながら、卒FIT後の対応を慎重に検討する必要があるでしょう。

4 知っておきたい!卒FIT後のポイント

卒FITを迎えると、FIT期間中と同じような価格での売電はできなくなります。そのため、売電収入の変化を理解し、自家消費を増やすための設備選びを考えることが重要です。

ここでは、卒FITを迎える前に知っておきたい3つのポイントを解説します。

4.1. 収益が変わることを把握しておく

卒FITを迎えると売電価格は基本的に下がるため、家庭の電気料金や売電収入に影響が出ます。

例えば、2016年度にFIT制度に認定された場合の買取価格は31円/kWh(注1)でした。卒FIT後に買取価格が7円/kWh(注2)まで下がったとすると、1ヶ月あたりの売電収入は以下のように変わります。

1ヶ月あたりの
売電量
買取価格31円/kWhの
場合
買取価格7円/kWhの
場合
100kWh 3,100円 700円
200kWh 6,200円 1,400円
300kWh 9,300円 2,100円

上記のように、FIT制度の期間中と比べると卒FIT後の売電収入は大きく減少します。仮に毎月200kWhを売電した場合、買取価格の差によって1ヶ月あたりの売電収入は4,800円減少し、年間では57,600円もの差額が生まれます。

卒FIT後の売電収入の減少は避けられないため、蓄電池や電気自動車、V2Hなどを活用し、自家消費を増やすことも選択肢として取り入れてはいかがでしょうか。

  • (注1)太陽光発電システムを単独で利用(蓄電池や燃料電池などを併用しない)しており、出力制御対応機器の設置義務がない場合の買取価格です。
  • (注2)中部電力ミライズのシンプルプランを利用した場合の買取価格です。

4.2. 自家消費を高められる設備を選ぶ

卒FIT後に太陽光発電システムで発電した電気を有効活用するには、「売電重視」の考え方から「自家消費優先」へと切り替えるのが望ましいです。

自家消費の比率を高める有効な手段としては、蓄電池や電気自動車、V2Hの活用が挙げられます。これらの設備を導入することで、昼間にためておいた電気を太陽光発電システムで発電できない夜間や発電量が少ない悪天候の日でも使えるため、自家消費を増やせます。

自家消費による経済的なメリットを十分に得るためには、設備を長期間にわたって安定して運用することが欠かせません。そのため、設備の導入にあたっては、信頼できるメーカーの高品質な製品を選ぶことに加え、保証内容やアフターサービスの充実度も確認しておくことが大切です。

保証やサポート体制が充実していれば、万が一不具合が発生した際にも修理費用を抑えながら適切に対応してもらえるため、長期的に安心して設備を利用できます。

なお、V2Hを導入するには、V2H機器に対応した電気自動車を所有していることに加え、設置スペースの確保が必要です。

V2Hについて詳しく知りたい方は、以下の記事でV2Hの導入条件や選び方を紹介しているので、あわせてご覧ください。

関連記事:
V2Hとは?仕組みとメリット・デメリット、選び方をわかりやすく解説

5 まとめ

卒FITを迎えると、一般的に電気の買取価格が下がります。そのため、卒FIT後も太陽光発電システムで発電した電気を有効活用するには、売電先の切り替えや自家消費の拡大など、状況に合わせた対応をとることがおすすめです。

売電先の切り替えを検討している方には、中部電力ミライズの「新たなデンキ買い取りサービス」がおすすめです。一方、自家消費を増やしたいものの、「蓄電池の初期費用が高くて導入しにくい」と感じている場合は、リースサービスの利用が適しています。

中部電力ミライズの「カテエネリース」では、初期費用0円で蓄電池を自宅に設置することが可能です。リース期間満了後は設備が無償譲渡となるため、その後はリース料金の負担なく蓄電池を継続利用できます。

卒FIT後も電気をおトクに使い続けたい方は、ぜひサービスの利用をご検討ください。

太陽光発電を
中部電力ミライズに
相談してみませんか?

はじめよう太陽光のある暮らし

屋根の上じかん

こちらもおすすめ

  • 太陽光発電のメリットをご紹介!

    太陽光発電のメリットをご紹介!

  • 気になるお金の疑問はここで解決!

    気になるお金の疑問はここで解決!

蓄電池の容量の決め方は?世帯別の目安や注意点を解説

前のコラム

蓄電池の容量の決め方は?世帯別の目安や注意点を解説

エコキュートとガス給湯器との違いとは?我が家に向いているのはどっち?

次のコラム

エコキュートとガス給湯器との違いとは?我が家に向いているのはどっち?

あなたの契約
まってるニャ

新規ご加入のお客さま

引越し
開始手続き

他社からの
切替え