地震が起きたら、念のために、暖房器やトースター、アイロン、ドライヤーなど、火災につながる恐れのある器具のプラグを抜きましょう。
避難する時はブレーカー(サービスブレーカー※ 、漏電ブレーカー)を「切」にしましょう。
※サービスブレーカーが設置されていない場合もあります。
揺れがおさまったら、屋内配線と電気器具の安全チェックをしましょう。見た目は壊れていなくても、中が損傷していることもあります。そのまま使うことはとてもキケンです。
家電製品のチェックポイント
●転倒したり置き台から落下したり、水がかかった形跡はないか
●製品から異常な音や臭いがしないか
●電源コードや電源プラグが損傷していないか
異常を見つけたら、使用をやめて電気工事店や家電販売店へ相談しましょう。
切れた電線は大変キケンです。感電するおそれがあります。絶対にさわらないで、担当の中部電力窓口までご連絡ください。
停電の際は、手動で「自立運転」機能に切り換えることで電気を使うことができます。突然の災害で長時間停電になったときにも太陽光発電は活躍します。
・自立運転コンセントがない場合は、使用できません。
・自立運転時に電気を使用できるのは、太陽電池が発電している日中だけです。
・自立運転コンセントの場所、形状や使い方はメーカー・機種により異なります。必ず事前に取扱説明書をご確認ください。
自立運転の場合、電力を多く使う機器は使えませんが、電力の小さな機器なら充分に使うことができます。たとえば、冷蔵庫、電気ポット、炊飯器はほとんどの機種が使えます。また携帯電話などの情報通信機器の充電ができます。
●使用できる機器
冷蔵庫、電気ポット、炊飯器、携帯電話の充電など●使用できない機器
ルームエアコン、オーブンレンジ、デスクトップパソコンなど
自立運転の使用電力は、1500W(1・5kW)が上限です。災害時に使用する必要のある機器の容量をあらかじめ確かめておくと、もしものときに、あわてず素早く対応できます。
電気自動車の駆動用バッテリーは家庭用の蓄電池としても活用することができるため、万が一の災害時にもバックアップ電力として活躍します。
エコキュートをはじめとする電気給湯機には、タンク内の水を非常用水として使うことができるタイプもあります。断水時などに当面の生活用水を確保できます。
・飲用は避けてください。
・メーカー・機種により、機能の詳細や操作方法は異なります。
・非常用取水栓を使用する際、熱湯・水になる可能性があるので注意してご使用ください。
タンクを設置する際、いざというときに水を取り出す作業ができるだけのスペースをあけておきましょう。また、付近に物を置かないようにしましょう。
エコキュートをはじめとする電気給湯機には、停電しても、停電前に設定した温度でシャワー・蛇口からお湯を使える機種があります。(ご採用の機器についてお確かめください。)
・自動湯はり機能は使えません。
電気が復旧したあとは、リモコンの現在時刻と、エラーが表示されていないかを必ず確認してください。
・メーカー・機種によって詳細は異なります。作業される際には、必ず取扱説明書をご確認ください。
自調理中に停電した場合、高温注意ランプ表示が消えても、トッププレートやオーブン(グリル)ドアなどは熱いままですので、やけどに十分ご注意ください。
タイマー調理・グリル自動調理中などに停電した場合、加熱は停止します。電気が復旧した後も、自動的に電源は入りません。設定は解除されますので、再度設定が必要となります。
・ラジエントロック、チャイルドロックについては、電気が復旧した後も設定は解除されません。
・各機能の詳細は、メーカーによって異なります。
誠に申し訳ございませんが、停電中に、使用することはできません。IHクッキングヒーターの主電源は、停電すると切れます。電気が復旧した後、周囲の安全をご確認のうえ、主電源を「入」にしてご使用ください。
IHクッキングヒーターをお使いいただいているご家庭は、もしもの停電に備えてカセットコンロや携帯コンロを用意しておくと安心です。ただし使用時には換気に注意が必要です。