災害が起きたとき、電気は早い復旧が期待できます。東日本大震災でも、ライフラインの中で復旧スピードが早かったのは電気です。
お客さま1軒あたりの故障停電時間は、平均約14分間(電力10社平均)。昔に比べて停電時間は大幅に短くなっています。今後とも停電時間の短縮と速やかな復旧に努めてまいります。
エコキュートをはじめとする電気給湯機には、タンク内の水を非常用水として使うことができるタイプもあります。断水時などに当面の生活用水を確保できます。
※飲用は避けてください。エコキュートをはじめとする電気給湯機には、停電しても、停電前に設定した温度でシャワー・蛇口からお湯を使える機種があります。(ご採用の機器についてお確かめください)
※断水時は、シャワー・蛇口からのお湯の使用はできません。(タンクの水を非常用水として使用できます)
※自動湯はり機能は使えません。
太陽光発電システムがあれば、停電の際、手動で「自立運転」機能に切り換えることで電気を使うことができます。突然の災害で長時間停電になったときにも太陽光発電は活躍します。
自立運転の場合、電力を多く使う機器は使えませんが、電力の小さな機器なら充分に使うことができます。たとえば、冷蔵庫、電気ポット、炊飯器はほとんどの機種が使えます。また携帯電話などの情報通信機器の充電ができます。
※自立運転では、自立運転コンセントのみしか使えませんので、長めの延長コードをご用意ください。
※自立運転コンセントの場所はメーカー・機種により異なります。必ず事前に取扱説明書をご確認ください。
※自立運転時に電気を使用できるのは、太陽電池が発電している日中だけです。
※自立運転の使用電力は1500Wが上限です。
冷蔵庫
電気ポット
炊飯器
携帯電話の充電
など
ルームエアコン
オーブンレンジ
デスクトップパソコン
など※機種によって異なります。必ず取扱説明書をご確認ください。
参考:環境省「太陽光発電の賢い使い方」