省エネ・節電しながら快適に電気を使う方法を紹介。
機器選びに役立つ「省エネラベル」の見方も。

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省エネ・節電の基本をチェック!

省エネ効果の高い家電を選ぶ

家電製品は最新モデルほど省エネ効果が高くなっています。製品選びは、「省エネラベル」が目印になります。

省エネラベルの見方

エアコン、テレビ、DVDレコーダー、冷蔵庫、ジャー炊飯器、電子レンジ、蛍光灯器具などの18品目を対象とし、省エネ基準を達成した製品には緑色、達成していない製品にはオレンジ色のマークがついています。

省エネラベルの見方イラスト
  • 省エネ性マーク
    グリーンのマークが省エネ性の優れた製品を選ぶときの目印になります。
  • 省エネ基準達成率
    省エネ基準をどの程度達成しているかを%で表示しています。数値が高いほど省エネ性に優れた製品です。
  • エネルギー消費効率
    その製品がどの程度エネルギーを使うかを示しています。数値が高いほど効率的です。
  • 目標年度
    省エネ規準達成の目標時期です。製品ごとに設定されています。
統一省エネラベルの見方

エアコン、冷蔵庫、テレビ、電気便座、蛍光灯器具については、機器単体のエネルギー使用量が大きく、製品ごとの省エネ性の差が大きいため、省エネラベル、年間電気料金の目安とともに、多段階評価制度を組み合わせた「統一省エネラベル」による表示を定めています。

統一省エネラベルの見方イラスト
  • 多段階評価制度
    省エネ性能を5つ星から1つ星の5段階で表示。
    星の下に矢印でトップランナー基準達成・未達成の位置を表示。
  • 省エネラベル
    省エネラベリング制度。
  • 年間の目安電気料金
    エネルギー消費効率を分かりやすくするために年間の目安電料金を表示。

どの機器が電気をたくさん使っているかを知る

エアコン、冷蔵庫、照明、テレビの4つは電気の使用量が多い分、上手に使えば省エネ効果も高くなります。

消費電力量の比較グラフ

住まいの省エネ性能を高める

冷暖房に使う電気を節約するには、住まい全体を熱が外に逃げにくい「高気密・高断熱化」するのが効果的です。住宅の部位は大きく分けて外壁、屋 根、床、窓・ドアがあります。そのうち窓やドアからの熱の流出入割合は、夏の冷房時には73%、冬の暖房時には58%にも達します。窓の断熱化は 住宅の断熱化においてもっとも手軽で有効な方法です。

内窓の設置で断熱性アップ

窓の断熱リフォームの方法は「内窓の設置」「省エネタイプのサッシに取り替え」「省エネタイプのガラスに取り替え」の主に3種類。中でも「内窓の設置」は、内窓に断熱効果にすぐれた樹脂製素材の採用と、今ある窓との間に生まれる空気層が室内の熱を外に伝えにくくし、外気温の影響を受けにくい快適な室内環境を実現します。また、断熱効果に加えて結露の抑制や防音効果も期待できます。

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