「新しい家を建てて新婚生活をスタートさせたい」
──そんな思いを持つお二人に将来のことも考えた家づくりをするためのヒントをご紹介します。
会話をしたり、一緒にテレビを見たり、夫婦のコミュニケーションの中心となるのは、やはりリビングやキッチン。いつもいる場所だから、照明や暖房にこだわってより快適な環境にしたいですね。
現代の住宅は、空調のエネルギーを低減できる高気密・高断熱住宅が主流です。エアコンなどの火を使わない電気暖房は、空気の汚れや結露を抑えることができるため住宅との相性もピッタリです。
照明は、「LED照明」にするとお好みの色や明るさに簡単に調節できます。消費電力を抑えられることも魅力です。
仲間とも楽しめる空間づくりはこちらをご覧ください。
電気暖房にはさまざまな種類があります。
火を使わないため、燃焼によるニオイがなくて快適。また、高い省エネ性を実現しています。
ヒートポンプ式温水床暖房
室内の空気を巻き上げず、輻射熱でやわらかくお部屋を暖め、快適なリビング空間を実現します。消費電力はヒーター式床暖房の約2分の1〜3分の1。画期的な省エネ性を実現しました。
エアコン
エアコンの省エネ性能は、この16年で大幅に進化。お得に冷房・暖房ができ、さらに空気清浄・加湿・除湿などの機能がついた機種もあり、よりお部屋を快適にします。
ヒートポンプ式温水温風暖房システム
ヒートポンプでつくった温水の熱でお部屋の空気を暖めます。床面に沿って温風が吹き出すので、足下からお部屋の隅々まで効率良く暖房できます。
ヒートポンプ式温水パネルヒーター
ヒートポンプでつくった温水をパネル内に循環させ、その輻射熱で快適な温熱環境をつくり出します。
「LED照明」なら消費電力が少なく、しかも長寿命。
照明をLEDにすれば消費電力を抑えられるので光熱費が削減でき、長寿命なので取り替える手間も少なくなります。シーンに合わせて調色・調光を簡単にできるタイプもあります。新婚家庭のくつろぎの時間をやさしくあたたかく照らすこれからの明かりです。
住まいにかかるお金は建築費だけではありません。これから数十年にわたって光熱費やメンテナンス費がかかります。その点も踏まえてどのような家にするか、しっかりと考えておきたいですね。特に若い新婚家庭の場合は、毎月の光熱費がいくらになるのかが気になりますよね。
実は、冷暖房と給湯の2つだけで、住まいのエネルギー消費量は約56%(注)にも達しています。だから光熱費を抑えるためのポイントは、断熱性・気密性を高めて冷暖房の効率を向上させること、そして給湯で使うエネルギーの節約です。電気によるヒートポンプ技術を使った高効率な省エネ機器、さらに太陽光発電を導入することは光熱費を減らす有効な方法ですね。
光熱費を節約するためのヒントはこちらでもご紹介しています。
洗って、干す。取り込んで、たたんで、しまう。これら一連の作業を行うには、まとまった時間が必要なので、 共働きのご家庭の場合、夜に洗濯することが多くなります。 そこで課題となるのが「乾燥」。夜に外干しするのは、雨や防犯上の心配や冬は寒いなどの問題があります。しかし、室内干しにも「湿気がこもる」「ニオイが気になる」「乾きが遅い」「見た目がよくない」などの課題があります。これらの課題をクリアにしてスマートライフを送るためには「浴室暖房乾燥機」「ヒートポンプ式洗濯乾燥機」などの設備を取り入れるのも大切なポイントのひとつです。
天井からつり下げればお部屋スッキリ。
天井からポールをつり下げて、使わないときは天井に収納できる、という住宅設備があります。これでお部屋はスッキリ、電動式にすれば昇降もラクラクです。さらにエアコンの除湿機能や換気扇、扇風機を同時に使えば早く乾き、ニオイや湿気も抑えることができます。
「浴室暖房乾燥機」で乾燥させる方法もあります。
浴室暖房乾燥機があれば、衣類を浴室で乾燥させることができます。外に洗濯物を干しにくい「夜洗濯派」には大助かりですね。
「ヒートポンプ式洗濯乾燥機」で夜洗濯もラクラク。
洗濯から乾燥まで一気にできるから、干す手間そのものを省くことができます。空気の熱を利用するヒートポンプ技術により、省エネ性が高いことも魅力です。
家事をいかに短時間で済ませるか。共働きの場合、これは大きなテーマです。便利な家電を活用することで時間を大幅に短縮することができます。
家事をラクにするためのヒントはこちらでもご紹介しています。