省エネ家電を上手に使えば、ムリやガマンをすることなく、快適でスマートなくらしを実現できます。
新築やリフォームの際に「もっと省エネなくらしがしたい」「エコにくらしたい」と考える人は多いのではないでしょうか。無理やガマンをしても省エネは長く続きません。年々進化している、省エネ性の高い家電や住設機器を活用して家全体を省エネ化することが、ずっと続けることのできるスマートライフにつながります。
中でも、家庭におけるエネルギー消費の中で大きなウエイトを占める、「給湯」「暖房」「照明」の省エネ化が大きなポイントとなります。
空気の熱を利用するヒートポンプ技術でお湯を沸かす給湯機「エコキュート」なら、消費電力は従来の電気温水器に比べ、わずか3分の1(注)で済みます。電気温水器をお使いなら、エコキュートに切り替えることをご検討してみては。給湯にかかる毎月の光熱費を大幅に削減することが期待できます。
ヒートポンプ技術の進化により、「ヒートポンプ式温水床暖房」「エアコン」などの電気暖房は高い省エネ性を実現しています。
ヒートポンプ式温水床暖房
「ヒートポンプ式温水床暖房」の消費電力は、ヒーター式床暖房の約2分の1〜3分の1。画期的な省エネ性を実現しました。
エアコン
エアコンはこの16年間で消費電力が43%も削減され、省エネ性能は大幅に進化しています。外気温−25°Cにも対応するエアコンも登場しています。
ヒートポンプ式温水温風暖房システム
ヒートポンプでつくった温水の熱でお部屋の空気を暖めます。省エネだけでなく、外気温−15°Cの寒い地域にも対応している暖房です。床面に沿って温風が吹き出すので、足下からお部屋の隅々まで効率良く暖房できます。
ヒートポンプ式温水パネルヒーター
ヒートポンプでつくった温水をパネル内に循環させ、その輻射熱で快適な温熱環境をつくり出します。窓下に設置することで、外からの冷気を抑えられ、均一に暖めることができ、結露防止にも役立ちます。
白熱電球を使用されているご家庭は、「LED照明」や「電球型蛍光ランプ」に交換することで消費電力を抑えられます。また、長寿命なので取り替える手間も少なくなります。「LED照明」ならシーンに合わせて調色・調光を簡単にできるタイプもあります。
家電を選ぶときは「省エネラベル」をチェック!
家電製品も省エネ性が高いものを選ぶことがスマートライフにつながります。省エネ効果の高い家電製品を選ぶ目印として、製品に「省エネラベル」がついています。省エネラベルの見方についてはこちらをご覧ください。
現在の住宅は、空調のエネルギーを低減できる高気密・高断熱住宅が主流です。しかし高気密なだけに、結露や室内の空気の汚れには、今まで以上の注意が必要。「ヒートポンプ式温水床暖房」「エアコン」などの火を使わない電気暖房は、空気の汚れや結露を抑えることができるため、高気密・高断熱住宅との相性も抜群です。
「エコキュート」は便利さや安心も魅力。
「エコキュート」はとっても省エネ。さらに「操作が簡単」「火を使わない」「燃料を補給する手間が不要」などの便利さや安心も魅力です。
体の芯まであたたまる「ヒートポンプ式温水床暖房」。
空気の熱を利用して暖房用に循環する温水を温めます。広い空間も頭寒足熱で体の芯まであたたまります。
最新の「エアコン」は空気清浄・加湿・除湿などの機能も充実。
エアコンは消費電力はもちろん、導入費用もお得。経済性重視の方に、おススメです。空気清浄・加湿・除湿などの機能がついた機種も販売されており、よりお部屋を快適にします。
「LED照明」の調色・調光機能で雰囲気を演出。
「LED照明」には、多彩な調色・調光機能を持った商品があり、シーンに合わせて光の演出ができます。
冷蔵庫もヒートポンプ技術を利用した機器の一つ。
最新の冷蔵庫は、ヒートポンプ技術の向上に加え、魔法瓶のような真空断熱構造の採用などで冷凍・冷蔵効率が上がり、消費電力も従来の3分の1近くにまで削減されています。
こうした省エネ機器・省エネ家電に加え、HEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)を採用すれば、家全体のエネルギーを「見える化」したり、自動コントロールしたりでき、さらにスマートなくらしを実現することも可能。ライフスタイルを無理に変えるなどして節電するのではなく、「見える化」することで楽しみながら節電したり、自動コントロールでエネルギーをムダなくかしこく使ったり……そんなくらしがすでに始まりつつあります。
家電を上手に使うポイントを紹介。
中部電力のホームページでも節電しながら家電製品を上手に使うポイントをご紹介しています。こちらもぜひご覧ください。